簡素化後も依然として手強い雇用調整助成金の申請手続きですが、拡充されるので是非活用を!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
コロナ禍によるさまざまな影響から、『雇用調整助成金』を申請される方が多いと思います。
雇用調整助成金とは・・・
景気の変動、産業構造の変化などに伴う経済上の理由によって事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、一時的に休業等(休業および教育訓練)または出向を行って労働者の雇用の維持を図る場合に、休業手当、賃金などの一部を助成するものになります。
ですが、先日のブログに書かせていただきましたが・・・あまりにも申請が煩雑で助成を受けるまでの道のりが険しすぎることで批判が出ていました。
簡素化された今なお、相変わらずの手強さのようですが、ここにきて厚生労働省も申請しやすいように歩み寄りを始めてくれているため、情報を共有したいと思います。
雇用調整助成金をいきなり申請しようとすると必ずと言っていいほど挫けます!ので、まずは以下の手続きイメージを簡単にご理解いただき、その上で、よくある質問を参考に申請手続きを進めていただければと思います。
(以下厚生労働省資料ですが、なかなかたどり着きにくいので、ここにコピペさせていただきます。)
[googlepdf url=”https://ama-shin.net/wp/wp-content/uploads/2020/05/000625730.pdf” width=”100%” height=”600″]
また、休業等要請を受けた中小企業の方々が、解雇などを行わずに雇用を維持している場合、要件を満たしていれば休業手当全体の助成率を特例的に10/10と、助成金制度はさらなる拡充もされています。
【要件】
○ 新型インフルエンザ等対策特別措置法等に基づき都道府県対策本部長が行う要請により、休業又は営業時間の短縮を求められた対象施設を運営する事業主であって、これに協力して休業等を行っていること
○ 以下のいずれかに該当する手当を支払っていること
①労働者の休業に対して100%の休業手当を支払っていること
②上限額(8,330円)以上の休業手当を支払っていること(支払率60%以上である場合に限る)
昨日もZOOM会議を3時間ほど市内事業者の方としていたのですが、いつまで雇用を的り続けられるかわからないといった切実な声もありましたが、それでも私の周りの事業者の皆さんは、社員の首を切ることなく、最後まで一緒に耐え抜く覚悟とされている方々がほとんです。
そうした気骨のある方々と話していると、わたしが逆に励みをいただくのですが、ぜひ同制度を有効に活用いただき、この窮状を耐え抜いてほしいと思います。
5月中旬にはこの特例措置の詳細が明らかにされるとのことですので、その折に改めて情報を共有させていただきます。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む