それでもまだ懲りずに、私は配ります。
市民に寄り添う「志」が政のカタチだと
ゆるぎない信念で。
これまで、成田市に300万枚以上のチラシを配ってきました。
早朝、駅前で出勤途次のみなさまに手渡しで配り、
そのあとは各家庭にポスティングして歩きました。
会議の日も、終わったらすぐに着替えて日の入りまで。
年4回発行の市政報告紙「WAVE!」は48号を迎え、
各号市内100kmを歩き、配り続けてきました。
議会で取り上げてきた内容は様々でしたが、現役世代にはこう伝えたかったのです。
『ツケが回されるのはあなたの家庭、あなたの子どもたちなのに、それでも政治に無関心でいいのですか? 投票にいかないですか?』と
そしてシニア世代はにこう伝えたかったのです。
『テレビや新聞、会合に出てきて愛想をふりまくセンセーの言うことを鵜呑みにしないでください。
甘言で塗り固められたマニフェストに、日本中が騙されたことを忘れないでください。』と
先にある目標に向かって、今を背伸びすることなく地に足をつけ「信念」を伝えれば、一緒に考え、
一緒に歩いてくれる人がいると信じて、300万枚のチラシを配り続けてきました。
また、あたらしいチラシをつくりました。
成田市の半分の成人が投票に行かなくなってしまいました。
多くの人が「政治がズレていると感じている」からだと思います。政治を動かしているのは私たちが選挙で選んだ政治家なのに。
それは、政治家が「市民の代表」ではなく、「投票に行く人の代表」にすぎないからです。
だから、政治には「投票に行く人」の意見が色濃く反映され、「投票に行かない人」の意見はないがしろにされる傾向となります。
ふつうの市民の投票率が低下するということは、必ず特定候補者に投票する一部団体や組織に属する特定市民の1票の比重が大きくなるということです。
その結果、一部特定の地域や特定市民の声が政治に強く反映され、政治とふつうの市民との聞に、さらなる歪みを生じさせるのです。
私は政党からの支援も、団体からの支援も受けていません。
しがらみをつくってしまえば、議会で「成田市全体にとっての最も合理的で適切な判断」をすることができなくなるからです。
政治は未来を創るものなので、今直ちに問題が生じるものよりも"将来"にその問題が明らかになるものが多いです。
だから、「べつに投票に行かなくても…」となりがちですが、「将来」の主役はみなさんではなく、
いま投票する権利がない子どもたちです。
だから、子どものいる人、これからできる人、そして成田の今と将来をおもんばかっている人…
必ず投票に行ってほしいのです。
次代を担う子どもたちのために。
成田の政治は成田市民全員のものです。
さらにはこれから生まれ来る「将来の成田市民」のものでもあります。
選びたい政治家がいないかもしれません。
それでも、もうちょっとだけ我慢して、投票に行って下さい。
私は、今日までの3期12年間「変革」が成田のためになると判断した時は、
敢然とそれを推進し、閉塞感のある政治の打破と理不尽な権力に媚びない政治を行ってきました。
30年後、まだ見ぬ笑顔のために。
私たちの成田のために。