オリンピック誘致合戦の激化により、過大な施設整備への投資はないようにしたい。
こんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
このたび、佐倉市と印西市、そして成田市の3市が連携し、アメリカとホストタウンの第三次登録申請を行うことが報告されました。
(内閣府HPより引用)
ようするに、2020年東京五輪・パラリンピックの機会を使って、地方創生への足掛かりとして、地域経済の活性化や、参加国の方々との交流、世界レベルの運動技術を間近で見ることでスポーツの素晴らしさを学ぶ機会としましょう。
というもので、
これに対して、市としてはイベントの開催や適切な競技施設の改修、多言語対応なども進めなければなりませんが、ホストタウン登録した場合は一定程度の支援を国が補助してくれるそうです。
(米誌「アトランティック(AtlAntic)」より引用)
こちらの写真は、2008年に開催された北京五輪会場のその後の写真。
見栄を張って造ったは良いけど、オリンピック開催後の活用を検討していなかった結果、今ではすっかり廃墟となり、五輪会場周辺はまさにゴーストタウン化してしまったと報道されています。
「べつに成田市が五輪開催地になるわけじゃないから、こんな心配はないでしょ?」
確かに、さすがに参加国のキャンプ受け入れのためだけに会場を新設することはしません。
ですが、参加国側がキャンプ誘致の条件に、平時では到底利用しないような最新鋭の設備の新設を求めてくることはあります。(日韓サッカーワールドカップの時には金銭要求があったとも!?)
東京五輪参加国のキャンプ誘致合戦が激化すれば、何とか誘致するためにと多少過大でも予算を組んでしまう・・・なんてこともありがちです。
規模は違いますが、過大な施設を作って失敗した中国(だけではありませんが)の二の舞にならないように、オリンピックに限らず、この辺りのバランスも見極めながら「誘致」に臨んでいただけるよう、今後の取り組みを注視して行きたいと思います。
それでは、今日はこの辺で!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む