みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

今日は６月定例会議の閉会日の予定で朝から会議尽くめの一日でしたが、最終日の今日なって新たに追加議案が提出されたため、成田市議会ではおそらく初めてとなる『会期延長』を行うこととしました。

追加議案は３件です。

一件目は、副市長の定数をこれまでの２名（２人目の副市長は空港機能強化もあり、国土交通省から来ていただいていました）から１名体制に戻す議案。

二件目は、国が新たに設けた「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」を支給するための補正予算です。

これらは即日審査＆可決したのですが、

三件目の成田市公設卸売場市場特別会計補正予算については上程当日での採決は難しいとの判断に至りました。

成田新市場の関連食品棟は市が整備へ。65歳以下のワクチン接種スケジュール予定が示されました。

詳細はブログをご確認いただければと思いますが、現在の関連棟に入居している店子の方々より、今の管理事業者の下では新市場に行くことが難しいという嘆願書が市に提出されるなど、現在の食品関連棟の機能を円滑に新市場に移転させることが難しい状況になっていることから、成田市が関連棟を整備するための補正予算案で、関連食品棟をリース方式で整備するために限度額８億円の債務負担行為を行いたいとする議案になります。

本来、議案の提出は開会初日になされるものですが、定例会議最終日の議案提出であること、急な方針転換により成田市が８億円もの多額な整備費用を要するなど慎重な審査が必要なこと、店子からの嘆願書の内容や審議会での議論の経過、図面イメージといった議案採決判断に必要な、より詳細な追加資料が必要なことなど総合的に判断し、７日間の会期延長としました。

（今日の本会議において、初日に上程された議案はすべて採決済みです。）

当該議案は、新市場整備・輸出拠点化等調査特別委員会に付託され早速本日委員会が開催され議論され、次回は２９日に開催されることになりました。

３０日の採決に向けて、委員の皆さんの慎重かつ積極的な議論をお願いしたいと思います。

それではまた明日。