医療大学誘致関連3議案が可決
今日、今年最後の議会が閉会しました。
まず午前中に全員協議会が開催され、今回審査を行った議案第26号医療大学誘致に関する用地取得が可決された場合は、新たに国際医療福祉大学に「無償貸与」する議案を提出したい旨の説明を受けました。
午後から本会議が始まり、先日の医療大学誘致調査特別委員会で可決すべきものと決した議案第26号は賛成多数で可決され、その後議案第27号として無償貸付の議案が上程され、同特別委員会に付託されました。
その後6時間にも及ぶ審査が行われ、賛成多数で当該議案は可決、本会議は22時に散会したところです。
審議の中では、議会も参加できる協議会のような形を構築することで大学と市、そして議会が連携して地域医療に取り組む体制を構築する旨の提案がありました。
また、議会からも成田の地域医療を守っている成田赤十字病院や成田病院、成田市医師団などに対して、引き続き精力的な意見交換をするよう要請しました。
医療大学誘致に伴う議案3本を可決する議会となり、慌ただしさは否めませんでした。
ですが、今年度中に実施設計を終えなければ、看護学部設置に伴う千葉県からの補助金約3億7,000万円を受けることができないという時間的制限もあります。
無論、賛成ありきの議論ではなく、是々非々の対応によるギリギリの駆け引きが続いていますが、今後の建物の補助30億円のあり方についても、引き続き限りある時間の中で最大限の効果を発揮できる議論を積極的に行っていければと考えています。
成田市議会議員
雨宮しんご