活動日誌

成田空港「第2の開港プロジェクト」地域の声と、前へ進む対話

みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。

成田空港「第2の開港プロジェクト」の最新情報をまとめたリーフレット(第4号)が、地域に広く配布されました。

https://www.narita-kinoukyouka.jp/document/202602_leaflet_4.pdf

国土交通省航空局、千葉県、成田市、芝山町、多古町、そしてNAAが共同で発行するこのリーフレットも、今号で4号目となります。空港拡張事業の進捗だけではなく、住民から寄せられたリアルな声とそれへの回答が丁寧に掲載されており、読み応えのあるチラシになっています。

 

私自身も昨年11月に成田市役所で開催されたオープンハウスに参加し、担当者が一人ひとりの質問に向き合う姿を間近で見てきました。

期待の声もあれば、騒音や健康への不安、補償や交付金への疑問、集落が分断されることへの切実な声など、現場では実に様々な思いが飛び交っていました。机上の議論ではなく、生活のど真ん中にある問題として語られる言葉の重さを、改めて感じた時間でした。その場での空気が、今回のリーフレットにそのまま反映されている気がします。

今号では、昨年10月から今年1月にかけて周辺11市町で行われたオープンハウスの結果が報告されています。開催会場は芝山町・香取市・多古町・神崎町・成田市・栄町・山武市・横芝光町・稲敷市・河内町・富里市と広域にわたり、参加者は合計1,341名

来場者アンケートでは、「空港の機能強化事業に興味があって来た」という方が58.6%と最多で、「今後の空港への期待」では「地域との共生・環境への配慮」が68.1%でトップでした。

そして、94%の方が「事業への理解が深まった」と回答しています。一会場あたり平均100名超の対話を積み重ねてきた関係者の努力が、少しずつ信頼につながっていると感じます。

     

一方で、住民の声の中身を丁寧に読むと、気になる共通点があります。

「交付金の恩恵を感じない」「補償を直接受けたい」「交付金の使途を公開すべき」「空港が発展しても周辺に観光客が来ない」・・・。

形は違っても、根底にあるのは「事業は進んでいるのに、自分たちの生活には届いていない」という感覚ではないでしょうか。

防音工事についても「申請から着工まで時間がかかりすぎる」「助成額では工事が完成できない」という声が複数出ており、制度の使い勝手に課題があるのかもしれません。こうした現場の声をいただきながら制度改善につなげていければと思います。

次に用地確保率についてですが、2026年2月20日時点で88.4%

昨年3月末に約83%だった確保率は、7月末85.3%、9月末86.2%、11月末86.9%と推移してきました。

ペースの鈍化を受け、昨年12月24日には国・県・成田市・芝山町・多古町・NAAが共同声明を採択。オープンハウスの開催やリーフレットの発行など、あらゆる手段を総動員した結果、約3ヶ月で1.5ポイントの前進につながりました。

これは関係機関の粘り強い対話と、何より地権者の皆様のご理解があってこその数字です。

 

ただ、第5回協議会では「課題解決には至っていない極めて厳しい状況」との認識も示されています。

年度末まで残り1ヶ月。2029年の供用開始を確実なものとするために、一人でも多くの地権者のご理解につながることを切に願います。

 

まちづくりの面でも、新たな動きが出てきました。

エアポートシティ構想の名称が「SORATO NRT(ソラト ナリタ)」に決定し、2025年11月には京成電鉄との特別パートナーシップ協定が締結されました。

空港周辺11市町を5つのゾーンに分けた国際的な産業集積・まちづくりの構想も、NRTエリアデザインセンターを通じて具体化が進んでいます。「空港が栄えるだけでなく、地域が一緒に豊かになる」という方向性が、少しずつ形になってきています。

 

1978年、成田空港が開港した年に、私はこの地に生まれました。

空港とともに生まれ育ち、空港とともに地域の課題と向き合ってきた一人として、この「第2の開港プロジェクト」は、単なる滑走路の増設ではなく、成田・千葉の未来を決める歴史的な転換点だと捉えています。

 

推進を後押ししながら、地域住民の不安や疑問を丁寧に県政・国政に届けていくために、その両輪を、これからも回し続けていきます。

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 成田ライオンズクラブ
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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