台風21号と低気圧による長時間続いた豪雨により、成田市内各地で道路冠水や浸水被害、がけ崩れが発生しました。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今回の被災によりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
大雨により県内各地に土砂災害警戒情報が発表されるなど、成田市内においても多くの住宅や店舗が浸水、また多くの道路などで冠水被害が発生しました。
成田警察署脇の成田国際高校前の道路も冠水し、幼稚園のバスが動けなくなりました。
滝のように流れていますが、その下はトンネル。
プールのようになっていました。
台風15号、そして台風19号の時もそうでしたが、イオン前はやはり壊滅状態。
国道51号線も冠水し、県道成田小見川鹿島港線の取香で土砂崩れが発生するなど、空港周辺の道路、高速道路や各地で道路冠水し、成田国際空港は陸の孤島となりました。
イオン前の通りには浮いている車も発見。
一時通行できない状態になりました。
そして、イオン。
前回の台風に続き、今度は床上浸水。
復旧にはかなりの時間を要することになりそうです。
そして、こちらは地元はなのき台地区の調整池です。
普段はこんな感じで地元地区の皆さんの憩いの場となるよう、定期的に草刈りを行い、地区のイベントなどでも活用する場所なのですが・・・
これは10/25の16:30ごろに自宅に寄ったついで撮影しました。
ほぼお腹いっぱいな状態になっていました。
今回はゲリラ豪雨とは異なり、長時間一定量の大雨が降り続けたことから、処理量が追い付かずに冠水や浸水の被害が発生しました。
既に市でも冠水しやすい地区の特定は行っており、雨水桝を増やすなどの対策は行っていますが、雨水管の動線上、また、処理量には限界があり、こうした対応は暫定的であり、抜本的な対策にはなっていません。
台風15号、台風19号、そして今回は台風21号と低気圧の影響により、成田市をはじめ千葉県は甚大な被害を受けました。
一連の被害を受けて、今後も毎年にようにこうした大雨が降るという前提に立った対策を講じていくことの必要性を感じます。
こうした経験をしっかりと次に活かせるよう、行政とも議論をしていきたいと思います。
それではまた明日!