新たに「飲酒運転の根絶」が交通安全施策の柱に!
みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。
先般の環境生活警察常任委員会では、次期(今期)の交通安全計画についての説明がありました。対象となるのは2026年度から2030年度までの5年間の計画で、県内の交通安全対策の基本方針となる計画になります。
今回の計画案の特徴としては、新たに「飲酒運転の根絶」が交通安全施策の柱として位置付けられることが示されました。
背景には、2021年に発生した 八街児童5人死傷事故 があります。下校途中の小学生の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、児童2人が亡くなり、3人が重傷を負うという極めて痛ましい事故でした。

この事故は千葉県に大きな衝撃を与えただけでなく、全国的にも通学路の安全対策を見直す契機となりました。
事故を受け、千葉県では段階的に飲酒運転対策を強化してきました。
まず2022年には千葉県飲酒運転根絶条例が施行され、県、県民、事業者それぞれの責務を明確にし、社会全体で飲酒運転をなくしていく仕組みが整えられました。
その後、2023年には条例が改正され、飲酒運転を助長する行為への罰則などが盛り込まれています。
さらに2024年には千葉県飲酒運転根絶計画が策定され、具体的な数値目標や対策が示されました。
ですが、こうした対策を進めてきた現在でも、飲酒運転は完全にはなくなっていません。
県警の統計では、千葉県内の飲酒運転による摘発件数は年間で1000件を超える状況が続いています。また、飲酒運転による交通事故も依然として発生しており、2025年には87件の事故が起き、死亡事故も5件発生しています。社会的に強い批判を受ける行為であるにもかかわらず、完全に防ぎきれていないという現実があります。

飲酒運転は、いわゆる「交通事故」の中でも性質が異なります。
自然に発生する事故ではなく、人の判断によって防ぐことができる犯罪だからです。
飲酒をして車を運転するという選択、そして周囲がそれを止められなかったという状況が重なって事故が起きます。だからこそ、個人の問題としてだけではなく、社会全体の課題として取り組む必要があります。
今回、県の交通安全政策の最上位計画である 千葉県交通安全計画 において、「飲酒運転の根絶」が柱として明確に位置付けられるたことには大きな意味があると考えています。
これはつまり、条例や個別計画だけでなく、交通安全政策全体の方向性の中で重点課題として扱うということであり、啓発活動、教育、警察による取り締まり、事業者への働きかけなど、さまざまな施策がより一体的に進められることになります。
八街の事故からまもなく5年が経とうとしています。
あの事故を決して風化させてはなりません。痛ましい事故を二度と繰り返さないためにも、県民、事業者、行政がそれぞれの立場で責任を果たしながら、飲酒運転のない社会を実現していくことが求められています。
今回の交通安全計画は、その決意を改めて示すものだと感じています。
今後も県の取り組みをしっかりと確認しながら、交通安全対策の充実につなげていきたいと思います。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 成田ライオンズクラブ
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む