みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

今日は関東若手市議会議員の会千葉ブロック研修会に参加するため、袖ヶ浦市、そして木更津市に向かいました。

袖ケ浦は読書教育で日本トップクラス。

内容の前に、早速の結果の一つである児童・生徒の調べ学習作品のレベルの高さに驚愕しました。

どれも素晴らしいものばかりでしたが、中でもすごかったのが、

「アクアライン鉄道は実現できるのか？」という論文。

わずか小学6年生の広瀬一樹さんが書き上げたというからまた驚きです。

https://concours.toshokan.or.jp/wp-content/uploads/contest-summary/200003.html

グーグル先生で「アクアライン」「鉄道」と調べると、どの行政資料よりも一番上にこの論文が来ます。

総ページ数は40枚を越え、論点を明確にして予想を展開。地図を広げて線を引き、自分なりの道筋が立った段階で、実際のところをネクスコ東日本や千葉県、関連市町村にヒアリングにいって実現可能性を模索した力作です！！

まとめでは、残念ながら現時点では実現困難であると結びつつも、

『議員になれば変えられるかもしれない！』

と将来政治家への展望を掲げて結んでいます。

いやぁ、それにしても膨大な資料を分析、各所へのヒアリング、ブレない視点と問題意識。

本当に素晴らしい内容でした。

ご興味を持たれた方は是非ご一読いただければと思います。

袖ヶ浦市では、公共図書館と学校図書館を週1で巡回する「図書流通システム」といったハードとしてのネットワーク整備に加え、各学校への「読書指導員」の配置、図書館を使った「調べる学習コンクール」といったソフトの環境整備も充実しています。

それらがあったうえで、「子どもに答えを与えず考えさせる」という指導方針だからこそ、子どもたちのモチベーションも上がり、数々の質の高い作品が生まれているのだと思いました。

（ちなみに、広瀬一樹さんの作品は文部科学大臣賞。）

うちの娘もこの来年の夏休みは袖ヶ浦市の方で・・・と本当に考えてしまうほどクオリティ。

（千葉ブロックメンバーたちとパシャリ） 

続いて木更津へ。

木更津市役所庁舎は現在、駅前のSOGO跡地に入り駅前庁舎として機能しています。

7階が木更津市議会フロアー。

庁舎上にカラオケが入っているという珍しくも、アイデア抜群な経費節減に取り組まれています。

そんな木更津市さんの経済部観光振興課の方々から、10月から運用が開始された地域通貨「アクアコイン」について説明をいただきました。

大型ショッピングセンターSOGOの閉店という大きなインパクトを受け、経済流出を懸念した君津信用組合が全面バックアップ。

考えてみると、過日のブログにも書きましたが、韓国が90%のキャッシュレス化を実現する一方で日本はわずか20％程度です。

『消費増税10％に併せて推進するキャッシュレス化。韓国の事例を学びキャッシュレス後進国からの脱却を！』

http://www.ama-shin.net/blogs/politics-column/6989/

木更津市ではキャッシュレス化の推進と地域経済の振興、そして、行政ポイントの付与などによるコミュニティの活性化を見込んでいるとのことでした。

アクアコインの特徴としては、地域通貨に行政が携わっていることも特徴の一つと言えます。

君津信組、木更津市、木更津商工会議所の3者での運用とのことで、ボランティア参加時の行政ポイント、買い物によるポイント。

今後、それぞれの成果がどうでてくるか期待したいです。

懇親会がアクアコイン加盟店である木更津市内行うため、試しに総額の7万円分をチャージ。

すると3％のポイントをゲットできました。

普通にお金を払うよりもお得感があります。（3％分は二次会で活用された模様です。）

県内初の試みを注視してまいります。

それでは、また明日！！