活動日誌

感染者はすでに夜の街からあふれ出て市中感染が広がりつつあるなか、濃厚接触者の線引きの妥当性はいかに。

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

もう、日々に追われていて頭からすっかり抜けていました。

 

土用の丑の日を成田でお楽しみください~!

 

今日は会派の会合を開催して9月定例会議に向けて意見調整を行い、来客を受けて庶務をこなし、夜からは成田商工会議所青年部の総務委員会、意見交流会と続きました。

 

さて、連日の報道を俯瞰していると3密や夜の街に立ち入ることを避け、大勢での外食を避けていれば感染から逃れられるような気がしている方も多いかもしれません。

 

ですが、すでに感染者は夜の街からあふれ出ていて、市中感染が広がりつつあるような感覚を私は持っています。

 

 

 

上は厚生労働省の資料なのですが、感染者の多くは10代を除く生産世代となっていて、最近では症状がない20~30代の若い世代が、友人と食事をしたり買い物に出かけたり、家族と接することで家族内感染を呼び、その結果、夜の街から昼の街へと新たな感染源になっているような気がしています。

 

【濃厚接触者の新しい定義は、患者(確定例)の感染可能期間に接触した者のうち、次の範囲に該当する者】となっています。

*感染可能期間とは、コロナウイルス感染症を疑う症状を呈した2日前から隔離開始までの期間

・患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等)があった者

・適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた者

・患者(確定例)の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者

・その他:手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策無しで、患者(確定例)と15分以上の接触があった者

 

なんとなく小難しい表現ですが、太字部分の解釈は・・・

濃厚接触者に該当するかの判断は、周辺の環境や接触の状況等個々の状況に応じて行われるとしつつ、

・必要な感染予防策は、飛沫感染予防として患者が適切にマスクを着用していること。

・接触感染予防として患者が接触者との面会前に適切に手指消毒が行われていること。

を指しています。

 

どこかで線引きをしないとのべつ幕なしPCR検査をしなければならなくなってしまうので線引きは必要だと思いますが、「この線引きが妥当なのか」問題が付きまとうことになりますね。

 

仮に、児童生徒の皆さんがマスク・消毒をしてれば、学校教員が感染したとしても濃厚接触者にはならないわけで、そのような状況になった場合は「いやいや、それは心配だよ!」というのが保護者の心情です。

 

保健所マターでありながら成田市ではそうした想いを汲み、柔軟にPCR検査を実施するなど最大限の対応を実施していますが、だからと言って、すべての保護者の皆さんやそのお子さんの通う塾やクラブチームなどへ検査対象を広げられるかというと、費用負担・検査体制の問題などからも現実的ではありません。

 

ほとほと参るウイルスです。

 

いずれにしても、成田市内で感染者が確認されるようになった今、一人一人ができる範囲で感染予防行動をとっていただきたいと思います。

 

引き続き、市民の皆さんに適切な情報を速やかにお伝えしていくとともに、市行政に対し、保健所との密接な連携と市内事案における情報提供を求めていきたいと思います。

 

それではまた明日。

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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