千葉県初の総理大臣が誕生。
民主党の新代表は野田佳彦財務大臣となりました。
野田佳彦氏は千葉4区(船橋市)であり、千葉県初の総理大臣になりますので、地元として一定の期待感はもっているつもりです。
翻って、決選投票で215票、海江田氏が177票ということですが、国民不在の代表選に不満を憶えた方も多いのではないかと思いますが、政権交代以後3人目の首相誕生となります。
一定の成果を出すためには、数年間は同じ職について従事すべきだということは、どんな職業であれ同じことだと思います。
その意味ではこうしてコロコロ首相が変わることに対して、不満を持つ人は多いと思いますが、日本の総理にそうした常識が通用しないのは、今に始まったことではありません。
ウィキペディアで確認してみると、竹下内閣以来の7年間で7人の総理が出ており、その後は森内閣まで10年間で10人が総理になっています。
皆さまの記憶に新しいであろう小泉純一郎内閣は5年間続きましたが、もはや異例ともいえる事例であり、退陣後はやはり5年間で5人が変わっています。
こうして考えてみると、長期政権を維持しようと「安全運転」(鳩山氏談)を画策するのではなく、そもそも日本の総理大臣は1年任期と捉えた方が無駄なことを考えることなく、有機的に、そしてスピード感を持って動けるような気がします。
いずれにしても、野田財務大臣の増税&大連立がどこまで前に進むか。そして「怨念を超えたノーサイドの実現」がどこまではかれるのか、そのお手並みを拝見したいと思います。