風雲急・・・内閣不信任案の否決に思う
●一般質問を通告してきました。
1期目同様、今期においても議員に与えられている権利を最大限行使できるよう毎議会において「一般質問」を行います。
既に政治活動は開始していますが、通常業務に加えて選挙戦の残務やレポート作成依頼、3.11の対応などが重なり、なかなか平時の動きを取り戻せていません。また、前期と違い会派の一員としての役割や、その他いくつか現場での調整に参加していることもあり、実行性が増す一方で、質問のために割ける政務調査の時間は自ずと限られてきます。
ですが、「一般質問」というパフォーマンスをするために質問に立つつもりは毛頭ありませんので、今期においても、結果を出せる政治を目指し、市政に対する問題意識を明確に示しながら挑むつもりです。
通告内容は通告締め切り後に、また、質問日程についても詳細が決定次第お伝えさせて頂きます。くじ引きで「3」が出たので、一般質問の初日に設定されると思います。
また、個人的には改選後ということもあり、新人や元職と今期新たに議員となった方々が、どのような問題意識を持ち、また、どのような政治理念を持って、質問、提言するのか注目しているところです。
●風雲急・・・内閣不信任案の否決劇に
一時は造反者が80人にも達すると報じられた反菅勢力が一転して反対に回ったため、内閣不信任案は否決されました。
今回の否決劇では、民主党の足腰の軟弱さの露呈(小沢氏の執念がすさまじかった。の方が適切かもしれません。)もそうですが、野党から政権構想や震災対策、原発事故終息に向けての方策といった対立軸が示されることなく、ただ「辞めろ」「辞めろ」の連呼を聞いていて辟易しました。
結局のところ野党は今回の不信任案提出の目的をどこに設定し、何が果たされたのか、今となってはその大義すらまったく見えてきません。
与野党の結束を無理強いするつもりはありません。ですが、一人一人すべての国会議員が日本の現状に今一度目を向けて「いま政治が何をすべきなのか」を真剣に考え、全力で取り組むべきなのではないでしょうか。