安保法制の一連の報道をみていて
安保法制については機会のたびに意見を求められます。
この事案は国マターであり、市議会議員としての意見を
持ち合わせていませんが、一個人として言えることは
●興味深いデータがあった
http://www.sankei.com/politics/news/150914/plt1509140020-n1.html
9月12日13日の両日にわたって実施された調査結果によると、
デモ参加者たちが「どの政党を支持しているのか?」という
シンプルな質問の結果は以下の通り。
共産党支持=41.1%
社民党支持=14.7%
民主党支持=11.7%
生活の党支持=5.8%
参加者全体の70%以上が、上の4党の支持者という結果からも、
この方々を「一般の人」と報道するのにはあまりにも無理があり、
「動員」によるところも多いのではないでしょうか。
●安倍首相は明確に安保法制について意思表示をしていた。
安倍首相は以前から明確に安保に関して明確な意見を
お持ちでした。文章化されたのはこれが初めてでしょうか。
審議での発言と文章が乖離しているところは見受けられません。
初版は2006年となっていました。
お持ちであったのであれば、今になって騒ぐのではなく
明確に「選挙」でその態度を示すべきでした。
これは、野党にも言えることであり、今更パフォーマンスで
採決を遅らせたりするのは、あまりにも愚行。
もっと前段から、そうならないようにするための政策論争を
仕掛け、党としての考えを明確にし国民に支持を乞うべき
だったはずです。
とはいえ、採決までのプロセスが強引だとは感じます。
●戦争法案と呼ぶのはあまりにも飛躍が過ぎる。
安保法制を戦争法案と位置づけるのは飛躍させすぎていると
思います。明らかに戦争法案ではありませんし、徴兵制へと
向かうものでもありません。
また、ラップ調に韻を踏みながらシュプレヒコールをしても
法案の可否には全く影響がないことを知ったうえでの行動
だと思うので行為そのものを否定しませんが、デモではなく、
もっと別の行動を起こすべきだと思います。