SNSによって、一人一人が「発信する側」にもなる時代だからこそ。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
先日の三浦春馬さんの訃報はあまりに突然で驚きました。
多くの方に衝撃があったと思います。三浦さんのご冥福を心からお祈りいたします。
さて、以下は厚生労働省のHPにある『メディア関係者に向けた自殺対策推進のための手引き』です。
メディア以外の方、特にメディア情報の受け手としても知っておくことが大切だと思いますので、シェアさせていただきます。
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【メディア関係者に向けた自殺対策推進のための手引き】
〜クイック・リファランス・ガイド〜
◇やるべきこと
・どこに支援を求めるかについて正しい情報を提供すること
・自殺と自殺対策についての正しい情報を、自殺についての迷信を拡散しないようにしながら、人々への啓発を行うこと
・日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道すること
・有名人の自殺を報道する際には、特に注意すること
・自殺により遺された家族や友人にインタビューをする時は、慎重を期すること
・メディア関係者自身が、自殺による影響を受ける可能性があることを認識すること
◇やってはいけないこと
・自殺の報道記事を目立つように配置しないこと。また報道を過度に繰り返さないこと
・自殺をセンセーショナルに表現する言葉、よくある普通のこととみなす言葉を使わないこと、自殺を前向きな問題解決策の一つであるかのように紹介しないこと
・自殺に用いた手段について明確に表現しないこと
・自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと
・センセーショナルな見出しを使わないこと
・写真、ビデオ映像、デジタルメディアへのリンクなどは用いないこと
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マスコミはどうしてもセンセーショナルに報じたくなるのだと思いますが、残された遺族や強い衝撃を受ける方に配慮した報道を心がけてもらいたいと願って止みません。
マスコミを太字にあえてしみたのですが、SNSがある現代社会は、誰でも「発信者」としてメディアになり得る時代であり、この手引きは各個人も考慮すべきだと思います。
何より、私たちがそうした報道に触れることで扇動されないためにも、ご一読いただきたいと思います。
それではまた明日。