活動日誌

感染拡大防止対策フィードバックシステム 、ワクチンパスポート、新型コロナウイルス治療薬について。

政策

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

週末をいかがお過ごしでしょうか。

 

今日のブログでは、新型コロナウイルスに関するいくつかのトピックスについて取り上げたいと思います。

 

政府は、飲食店第三者認証制度の感染拡大防止対策フィードバックシステム 「グルメサイトを通じて書き込んでいただき、それを国が収集し、都道府県にフィードバックしていくという仕組みを構築」するとしています。

 

こういうビックデータを活用した取り組みは、コロナ禍を契機にどんどん進展している印象ですね。

実際に利用された方からの声を集めていくグルメサイトはまさにうってつけ。

政府としては全国の各店舗が感染防止対策を講じているか一斉に知るすべはありませんから、利用者目線で報告してもらい、指導体制を構築するという官民連携の仕組みはとても面白いと思います。

 

アンケートの項目は、

1. アクリル板の設置または座席の間隔確保

2. 手指消毒の徹底

3. 換気の徹底

4. 食事中以外のマスク着用の推奨

となっていて、利用者にストレスなくアンケートを入力してもらえるように工夫しています。

 

続いて、ワクチンパスポートについてです。

差別につながるとか、ワクチン接種の同調圧力とか、違憲とかいろいろと批判されてきましたが、日本政府としても踏み切るようです。

 

すでにEUでは本格運用が始まっています。

 

「ワクチンパスポート」は、新型コロナワクチンの接種が進む中で、ワクチン接種の証明書を見せると、出入国手続きが簡便になり、様々な特典や行動制限の解除が受けられるというモノになります。

 

希望者のワクチン接種を終えて集団免疫を獲得できたとしたとしても、コロナ前の社会に戻るのではなく、それはコロナを乗り越えた後の新しい社会が始まるだけなので、このまま新型コロナウイルスがなくならない限り渡航制限などといった制約が続くというのは、さすがに社会的にも経済的にも不利益でしかありません。

 

出入国時の隔離期間やイベント開催時などの入場制限、飲食店などでの懇親会の開催緩和など、ワクチンパスポートは各所での活用が期待できますし、なにより対策実施側も一定の指標を設けやすくなるはずです。

 

もちろん、アレルギーなどでワクチン接種ができない方への合理的配慮も忘れてはならず、「差別」にならないように、ワクチン接種パスポートだけではなく、感染していないことを証明するPCR検査パスポート的な結果も活用できるようにするといった配慮も検討すべきだと思います。

 

いずれにしても、希望者へのワクチン接種が年内にも終了する時期を目途に、ワクチンパスポートの実施体制についても鋭意検討し、実施体制について整備していってほしいと思います。

 

続いて、コロナ新薬についてです。

ワクチン接種が順次進めらていますが、ワクチン接種による予防よりも、「感染時の治療薬が欲しい!」というのがホンネなところですよね。

 

ただコロナ新薬の道は険しく、WHOがコロナ予防として「ヒドロキシクロロキン」推奨しないといったのは昨年の10月。

 

その後もWHOは、国内では東京都医師会などが新型コロナの初期治療に使うべきとした、抗寄生虫薬の「イベルメクチン」について、臨床試験(治験)以外の目的で使うべきではないとの見解を示しました。

 

また、国内では厚生労働省が重症患者や中等症患者への使用を認めている、抗ウイルス薬の「レムデシビル」についても、入院患者への投与は勧められないとの指針を発表しています。

 

このように、様々な既存薬が新型コロナの治療に試されてきましたが、いずれも芳しい成果を収めていません。

 

こうした中での嬉しいニュース!しかもジャパン!

 

中外製薬は29日、米バイオ医薬品企業リジェネロン・ファーマシューティカルズが開発した新型コロナウイルス治療薬の製造販売承認を厚生労働省に申請したと発表した。承認された場合に日本政府へ2021年分を供給する契約を先に結んでおり、審査を簡略化できる特例承認の適用を求めている。

この薬は、トランプ前米大統領がコロナに感染した際、特例で投与され、米国では昨年11月に緊急使用許可が下りている。「カシリビマブ」「イムデビマブ」という2種類の抗体を組み合わせて投与する。

海外の臨床試験(治験)では、入院していない軽度から中程度の患者で、入院・死亡リスクがそれぞれ約7割低下した。
中外製薬は、親会社のスイス製薬大手ロシュを通じ、日本での開発・販売権を取得しており、国内で安全性を確認する治験を行った。

 

健康な人へのワクチン接種よりも、やはり罹った人への治療薬の開発に期待したいですね。

 

それではまた明日。

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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