2020年を歩き。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
2020年も残すことろ、あと数時間となりました。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴うさまざまな影響に向き合う、本当に厳しい年となりました。
東京都の感染者数、1300人台 初の1000人超え https://t.co/DajRgUx7Y4
これまでの最多だった今月26日の949人を大幅に上回り、感染拡大の深刻化が一層鮮明となっている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 31, 2020
年明けの1000人越えは覚悟していましたが、まさか大晦日に大台を突破するどころか、一気に1300人台になるとは思いませんでした。
このところの感染急拡大を受けて、成田市をはじめとする印旛郡は医療体制のひっ迫が進んでいます。
【印旛、市原もフェーズ4へ】千葉県内で新型コロナ感染者が急増し、医療体制がひっ迫していることを受け、県は28日、印旛、市原の2圏域について病床確保計画を最高レベルに引き上げることを決めました。
▼記事はこちら→ https://t.co/rfWtMt5Uzf pic.twitter.com/G1YiXEqUjC— 千葉日報 (@chibanippo) December 29, 2020
なんとかこの第3波に耐え、2021年は「復興」に向けワクチン接種という武器を携え、新型コロナの克服に対処していってほしいと思います。
●コロナ禍での成田市と成田市議会
今年度に入り成田市では、11回も「補正予算」が組まれています。
補正予算とは、当初予算が成立後に発生した事由によって、当初予算通りの執行が困難になった時に本予算の内容を変更するように組まれるもので、例年であれば数回程度です。
それこそ平時に11回も補正予算を組んでいたら、「どれだけいい加減な当初予算を組んでいたんだ!!」と怒ってしまうものですが、想定外、通常ではありえない事態が幾たびも発生したことの証左であり、議会人としても驚きを隠せません。
コロナ禍を受け成田市では、これまでに3度にわたる経済支援を行い、成田市議会においても国や県、市などに要望書や決議を行ったほか、臨時議会を開催して審査に応じるなど行政と議会が連携して対応に当たってきました。
議会運営においては、感染予防の観点から6月議会での一般質問の自粛を決め、本会議室にアクリル板の設置や消毒や換気を徹底したり、本会議場の入室人数を調整したりと、同僚議員のみなさんたちに理解を得ながら飛沫飛散防止、感染拡大防止に努めてきており今のところ陽性者はでていません。
成田市では、成田空港の機能強化や成田新市場の開場、国際医療福祉大学成田病院周辺の医療産業集積などのまちづくりが進んでおり、ポストコロナの動きも開始されています。
度重なる経済対策による財源の切り崩しと税収の減少により、来年以降は厳しい財政運営が強いられることになりますが、教育や子育て、高齢者福祉など市民サービスの向上にも力を注ぐとともに、さまざな政策課題の解決に尽くしてまいります。
●関東若手市議会議員の会の会長として
今年の議会外活動としては、成田商工会議所青年部に所属して地域経済活動の活性化に向けて汗をかいてきたことでしょうか。今年は副会長を担いつつ、総会や組織運営を統括する総務部門を担当させていただいています。
観光都市である成田市は、「空港」と「観光」の両面から影響を受けていますがが、そうした中にあってどういう活動ができるか、地元地域経済人のみなさんとしっかりスクラムを組んで、この危機を乗り越えるために切磋琢磨していきたいと思います。
また、先の役員会で新年度人事の骨格が定まり、「専務理事」をお受けしました。会長の補佐役として青年部運営を円滑に進めていけるよう、引き続き努力していきたいと思います。
次に、若手市議会議員の会です。
全国の市・区議会議員で構成している500人以上の組織である全国若手市議会議員の会の「関東ブロック」の会長を今年度から仰せつかっています。
組織全体の4割となる200人を超えるメンバーが在籍する「関東若手市議会議員の会」の長となった矢先での感染拡大により、前年踏襲が通用せず、運営方法や事業計画を一から練り直すなど、ハンドリングが難しい一年となっていますが、執行部のみなさんや各都県エリアの役員の皆さんにフォローいただきながら前に進んでいます。
時代の要請に応じた規約改正などの改革にも切り込みつつ、リモートをフル活用した全国各地の先進事例や政策の学びの場の設営などに努め、「地域から日本を変える」その礎となるべく活動を加速させていきたいと思います。
この試練も後の糧になると捉え、政治における組織論も学びつつ、社会情勢を鑑みながらも全国各地域に足を運び、党派を超えた同世代との連携に励んでいきたいと思っています。
●コロナ禍での新年に向けて
街では今や、マスクをしていない人を探す方が難しい状況と世界が一変しました。
インフルエンザも昨年の1500分の1となるなど、正直、今年初めには想像しえなかった事態に直面しています。
「3密」、「ソーシャルディスタンス」などといった言葉が生まれ、経験したことのない世界の状況に、誰もが戸惑い、行政はもちろん、経済、政治の現場、暮らしも全てが手探りの中で進んできたように思います。
観光や飲食店をはじめとする地元経済は苦しく、成田空港も開店休業状態が続くなか、成田空港従事者が4世帯に一人いるとされる成田市民の生活にも暗い影を落としています。
国、県、市などは連携して感染拡大抑止対策を打ち出していますが、予断を許さない状況が続いています。
それでも今が踏ん張り時と考え、強い意志を持ってコロナ対策をはじめとした行政課題に対し、引き続き真剣に取り組んでいきたいと思います。
それでは皆さん、よいお年をお迎えください。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む