成田空港は回復基調へ
NAAの発表によると、2012年3月期の連結決算は昨年の東日本大震災に伴う福島第一原発事故の影響によって旅客数が減り、営業収益が前期比7.6%減の1735億円に、そして純利益は64.3%減の35億円だったということです。
決算ベースでは上記の結果となりましたが、すでに旅客数は回復基調にありGWの成田出入国者数は前年同期比で28.5%増となる65万9600人だったということで、震災前と同水準まで回復しているということです。
さらにLCC(格安航空会社)元年とも言われる今年、成田空港ではすでにLCC専用のターミナルビルの建設を発表したところですが、今夏には「エアアジア・ジャパン」、さらに「ジェットスター・ジャパン」と相次いで新たなLCCの就航が開始されます。
発着枠30万回に向けての整備も順次進められており、日本の基幹空港としての成田空港を議会としてもしっかりと支えていけるように努めていければと思います。