成田国際空港周辺航空機騒音測定結果 2012.01.22

このほどようやく、平成22年度の成田国際空港周辺航空機騒音測定結果年報を読み込みましたので簡単に報告させていただきます。

 

まず、騒音に関連が深い運航状況についてですが22年度では19万1426便となり、昨年度比で4375便(2.3%)増加しました。一昨年を思うと世界同時不況、新型インフルエンザが客足を遠のかせたこともあり若干の回復傾向にあります。

 

なお、3.11の直接的な影響は来年に大きく影響が出てくるものと思われます。

 

次に騒音測定についてですが、成田空港周辺には成田市をはじめとした周辺自治体の他、県やNAAにより105局の航空機騒音常時監視測定局を設置しています。(成田市ではこのうち25局を設置)

 

A滑走路を北側に離着陸する航空機騒音を対象とした10局におけるWECPNL(航空機騒音値)の結果は前年比で0.3~1.3減少しました。

 

また、コース西側に位置する北羽鳥北部、赤荻、長沼、北羽鳥、竜台局でも0.5~0.8W減少し、航路直下である芦田は0.9W、荒海局でも1.3W減少しました。

 

そして、A滑走路、B滑走路の両滑走路を北側に離着陸する騒音結果においても、0.5~2.5W減少しました。

 

このところ、毎年のように騒音測定局におけるW値は減少傾向にあります。

 

こうした成果における要因は、いわゆるジャンボジェット大型機から、騒音レベルの低い中小型機が台頭してきていることにあります。

 

B747-400やB747といった騒音レベルの高いジャンボジェットは昨年比で約1万機減少し、それに合わせてB777やB767といった中小型機の運航比率が伸びていることがわかりました。

 

平成25年4月からこれまでのWECPNLではなく、Ldenが航空機騒音の評価指標となります。

 

WECPNLでは、飛行している航空機が対象で、滑走路や誘導路上で出している騒音は反映されない、小さな騒音が長時間聞こえる場所や、季節により騒音レベルが大幅に変化する個所において騒音影響が過小評価される懸念があるなど問題が顕在化していました。

 

その意味では、今後Ldenが評価指標になることにより、より騒音下住民の皆さまの騒音実態に近い形での測定となることを望んでなりません。

 

 
< 前のページへ戻る

プロフィール

昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
千葉県富里高等学校・高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
成田市議会議員 4期 / 第41代 成田市議会議長
2023年 千葉県議会選挙 初当選

雨宮しんご

最新記事

2026/06

23
芝山町岩山地区の産業用地整備に向けて49haを測量調査。条例改正へ!

芝山町岩山地区の産業用地整備に向けて49haを測量調査。条例改正へ!

(ALL)
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • YouTube