成田空港の運行状況は回復基調
NAA(成田国際空港株式会社)が6月の運行状況について発表がありました。
それによると、国際線外国人利用客数(速報値)は、前年同月比45%減の39万3523人となっています。
また、国内、国際線を合わせた6月の利用客数は24%減の215万5387人、今年上半期月の利用客数は、前年同期比23%減の1289万1610人となっており、前年度と比べると大きな落ち込みが出ています。
国際線外国人利用客数の『前年同月比45%減』という数字を見ると、どうしても非常事態といえますが、一方で、この数値は前月と比べると7%も改善しています。
いずれの数値においても前年度と比べると大きな落ち込みがありますが、東日本大震災による原発事故の影響が顕著に表れていますが、震災から4カ月が経過し、多くの数値が縮小傾向にあり、少しずつではありますが回復基調にあることが伺えたところです。