2度目となる市内小中学校の空中放射線量測定
6月15日と16日で市内小中学校を対象に2度目となる空中放射線量の測定が行われました。
結論から言うと、この数値を見る限りでは「安心」とはいえないまでも、非常に低い数値で推移しており、大きな危険はないものと個人的には考えています。
このところ、様々な箇所においての測定値を見ていますが、個人的に一番気になっているのは、今回の数値が暫定規定値よりも低かった。ということではなく、当該数値が福島第一原発事故当時、またそれ以前と比べてどのように推移しているのかということです。
ただ過去にさかのぼって測定することはできませんので、今から事故以前&当時を測定することは叶いません。
その意味では、今後も可能限り測定を継続することで、変化の推移を調べることが肝要だろうと思います。
担当部長との意見交換では、「当該測定機は携帯電話が近くで鳴っただけでも、変化する。」とのことでした。
測定時の環境。
携帯などの外的要因だけではなく、空間放射線量は、他にも雨や風などの条件でも変化するため、一回の計測では判断し難いです。
担当部局の説明では、「今後も継続して計測していく。」とのことでしたので、このことについては評価すると共に、引き続き測定結果の迅速な公表を依頼しています。