土壌検査の結果について
今日は4人が一般質問に登壇し、その後は人事案件の採決、その他議案については各委員会に付託されました。いよいよ来週から委員会審議が始まります。
さて、さっそく件名についてですが専門業者に委託し6月6日~8日に行った土壌検査の結果を得ました。
サンプリングは市内の全小中学校、幼稚園、保育園で71カ所になります。
いずれの箇所においても、放射性ヨウ素131は検出限界以下(不検出)でしたが、放射性セシウム134、セシウム137については、ほぼ全ての箇所で微量ですが検出されました。
市の見解としては、放射性ヨウ素が検出限界以下(不検出)だったことから、福島第一原発事故の影響は、最近においては受けていないこと。
一方で、セシウムが検出されていることから確かに福島第一原発事故の影響を受けていることが報告されました。
私もいくつか調べていますが、セシウムがどの程度まで「安全」といえるかといった、明確な基準はどうやらないようです。
ですが、福島第1原発事故による放射性物質拡散に対する政府見解として、水田の土壌1キログラム当たり5000ベクレルを超える放射性セシウム(セシウムは合算)が検出された場合は、コメの作付け制限を発動するという発表がでています。
この規定値の適否はわかりかねますが、この5000という数値を踏まえると、市内で行った土壌調査の合算セシウムは11~775の範囲にあり、大きな問題にはならないものと考えられます。
ですが、原発問題が解決したわけではありません。
引き続き、継続的な調査と監視を求めていくつもりです。