国の補正予算、観光関連は積極内容も成田空港へは0円
1月9日に閣議決定された2014年度補正予算の
観光関連を覗いてみると、結構、積極的な内容
になっていました。
(観光庁)
http://www.mlit.go.jp/common/001065601.pdf
訪日観光客を2000万人獲得を目指すとして、
地域観光などで計43億円が盛り込まれています。
例えば「訪日2000万人に向けた新規インバウンド需要創出事業」
これに34億1600万円が盛り込んでいます。
他にも、地域の観光振興が目的として
「地方空港における出入国審査体制の整備」
これに3億6300円が盛り込まれています。
その内容は、函館空港や茨城空港など、2014年度に
緊急増員が措置された地方14空港で審査ブースの増設、
那覇空港のLCCターミナルに出入国審査機器を整備する
としています。
さて、ここまで調べたのは「成田空港にはいかほど・・・」
と思っていたのですが、結論から言うと0円でした。
4/8オープン予定のLCCターミナルの建設費200億円も
成田国際空港株式会社が全額負担と成田には国から予算が
つくことはなかなかありません。
「訪日2000万人に向けた新規インバウンド需要創出」はまさに
成田空港を核として取り組むべき事業であり、どうも今回の
予算配分はピントがずれていると思ってしまうのですが、
国の予算措置に頼らず、自前で達成させていくしかありません。
成田市議会議員
雨宮しんご