千葉県の農林水産業の被害額は約126億7400万円。成田市内ビニールハウス倒壊650件、激甚災害指定に備え適切な記録をお願いします!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
台風15号が残した爪痕は大きく、千葉県全体では農林水産業の被害額は、9月10日現在で、農業施設等が約90億4600万円、農作物被害が約32億円など、合計約126億7400万円となっています。
成田市においてもその被害額は甚大で、ビニールハウスの倒壊報告では650件となっています。
既に災害救助法が指定され、さらには激甚災害も指定される運びとなっている中、被害を受けた皆さんにはどうか以下の点について留意しながら、記録をつけていただければと思います。
台風15号の被害を受けた農家の皆さまへ
台風15号被害対策の支援事業が創設された場合に備え、被災した施設等の状況について、写真・支払関係書類の保管をお願いします。
補助事業が創設された場合、以下のことが必要となりますので、施設等の復旧の際はご留意ください。
●被災した施設等の被害の状況を写真等で記録しておく
撮影日が明確である。
被災箇所がすべて記録されている
撮影箇所が被災施設のどこかが明確である
台風で被災したことが明確である(老朽化等は不可)
●復旧工事の見積書、発注書、納品書、請求書等の書類を保管しておく
事業の対象になる工事・資材と、ならない工事・資材が混在しないようにする
●グレードアップ・グレードダウンの場合は見積書徴取に注意する
グレードアップの場合:原型復旧した場合の見積書を併せて徴取する
グレードダウン(面積縮小)の場合:元々の施設をそのまま面積縮小した場合の見積書を徴取する
●再建する場合は、修繕で対応できない理由を整理しておく
業者から「修繕は無理」、「修繕の方が費用がかかる」等の資料を徴取する等
内閣府のホームページを確認したところ、千葉県の激甚災害の指定については今後以下について適用される見通しのようです。
【全国的に適用(通称:本激)】
「農地等の災害復旧事業等に係る補助の特別措置」
「農林水産業共同利用施設災害復旧事業費の補助の特例」
「小災害債に係る元利償還金の基準財政需要額への算入等」
【鋸南町に適用(通称:局激)】
「中小企業信用保険法による災害関係保証の特例」
激甚災害に指定されることで、地方自治体の行う災害復旧事業などへの国庫補助のかさ上げをはじめ、中小企業事業者への保証の特例、特別の財政援助や助成措置が講じられることになります。
引き続き、国や県の情報を注視し、適宜皆さんに発信させていただきます。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む