活動日誌

今年も団塊の世代の大量退職。責任世代としての意識を持って

成田市議会の話

昨日閉会した3月定例会議にはもう一つ特徴があります。

 

本会議終了後は、今年度3月をもって退職・異動される
10名の幹部職員から挨拶がありました。

 

本会議場に出席されている29名のうち10名の幹部職員が退職するわけですから、
団塊の世代の大量退職をここ成田市で実感したところです。

 

その後、夜6時からは市内のホテルに場所を移し、
送別会を兼ねた懇親会が開催されました。

 

その席において、この3月で退職・異動される幹部職員の方々に対して、
この間、お世話になったお礼をしながら席を回らせていただきました。

 

私は議員になって5年程度、年齢も33歳と社会人としても若輩な一方で、
今回退職される職員の方々は市に勤めて38年間と私が生まれる前から成田市職員
として市政発展に現場で取り組んでこられた方々です。

 

そうした方々に対しても、私は市民の皆さまから負託を受けている議会議員
としての立場で、人生の大先輩たる幹部職員に対して、毅然と厳しい意見を
ぶつけてきた経緯があります。

 

この態度は私が議会議員である以上、今後も変えることはありませんが、
個人的な心情を吐露すれば、とても苦しいことだったります。

 

懇親の席ではざっくばらんに様々な話しをさせていただきましたが、
私がそうした思いを持って臨んでいたことを汲んで下っていた方、
理解して受け止めてくださっていた方々から温かい言葉をかけて頂けるなど、
本当にありがたく思いました。

 

また、意見交換の中では行政職の苦労話も伺うことができ、とても有意義でした。

 

今回退職される幹部職員は成田空港が開港前から従事されており、
今でこそ金利自治体が羨む財政力を有している成田市ですが、
当時は財政的にも非常に苦しい自治体だったと認識しています。

 

地方分権が叫ばれる今、自治体間競争の高まりに伴い成田市においても
今後も持続可能な自治体運営のためには、政策の選択と集中が求められており、
議会としても責任ある決断を下さなければなりません。

 

33歳と若輩ではありますが、これまで38年間成田市の発展のために
尽力されてきた先輩方の努力をしっかりと受け止め、それを次代へと
発展させて引き継いでいけるよう、責任世代としての意識をもって

今後の活動に尽力してまいる所存です。

 

 

 

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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