中台運動公園の水泳プール改修事業の増額補正の要因は、市の計画工程管理の杜撰さが招いた結果と指摘せざるを得ない!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
何とか体調も回復し、朝一番で請求させていただいた資料を受け取り、読み込んでいます。
そこで今日のブログでは、改めて中台運動公園の水泳プール改修事業の増額補正について整理しようと思います。
執行機関が実施設計が終わっていないにもかかわらず、概算見積もり(ここに設計ミスあり)をもってして当初予算に組み込むという、本来であれば絶対にやらないような暴挙に出たのには、執行機関なりの理由がちゃんと存在しています。
それは、一重にスポーツツーリズムの推進として取り組んできたアイルランドパラリンピックチームの事前キャンプの誘致に資することです。
このことが急遽決まったために、竣工から44年が経過する施設であるプールの老朽化にも対応するため事業化が推進されてきました。
さらにいうと、パラリンピックの事前キャンプが平成32年夏に予定と、ケツが決まっているので、プールの閉鎖期間を最短とすることを考慮。
設計完了後にすぐ着手できるよう、平成30年度当初予算にどうしても計上しておく必要があったのです。
他にもありますが、以上が、メーカー見積もりのミスにも気づけないほど急がなければならなかった理由であり、当初総額11億8,268万5千円に対して、今回の補正増額が5億129万4千円という尋常ならざる額になった背景です。
ですが、「大変だったんだからしょうがない。」で済む問題ではありません。
なぜなら角度を変えて何度質問しても、
「中台プールは築44年を経過した老朽化甚だしい施設であり、それを改修し、引き続き市民に提供することが目的」と言い切りますし、
「アイルランドパラリンピックチームの事前キャンプの誘致は付帯的事実である」という趣旨の説明が繰り返されるからです。
よって、
平成29年9月議会において、改修工事の実施設計に係る補正予算を計上し、議会の可決を受けたにもかかわらず、平成29年10月から開始した平成30年度の当初予算編成時に実施設計業務が完了しておらず、そのため実態に近い工事費を予算計上できなかった。
という趣旨の弁明は、ひとえに、執行機関の本件改修工事の計画工程管理の杜撰さが招いた結果と指摘せざるを得ないわけです。
この事実だけは、どう取り繕っても変わることはありません!
請求資料からも、このことを確認することができました。
明日の委員会では、この事実を受けてどのような判断を下すのかが焦点です。
党利党略、私利私欲ではなく、わたしはあくまでも実際に活用される市民の皆様にとって最良な判断とはなんなのか。
このことを基本に、会派メンバーの皆さん、委員会メンバーの方々と話し合い、明日の委員会に臨みたいと思います。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む