成田市の入札制度を考え、市内事業者の方々との意見交換をしました。
今日は会派の会合からスタート、会派の定期勉強会として市が発注している土木建築の入札状況や、制度設計の在り方等について担当課から説明を受けながら、会派としての考え方を整理、要望させていただきました。
6月定例会議では、議案第20号の契約案件が「否決」されました。
その理由としては、そもそも現在、市発注の別工事を受注するも、遅延を発生させている事業者が、JV(共同企業体)とはいえ、本件(議案20号)の発注工事を受注させることが間違っているといった主旨でした。
これは、誰も感じることだと思います。
ですが、現行法においては、こうした事業者であっても行政は、入札の段階で網にかける方法はなかったということでの上程でした。
会派としては、今後こうした事業者が市発注工事に入ることができないようにするように、規制強化するなど制度化を図ることを要望しました。
その後は、議会を後にして会派で、市内建設業の方々との意見交換会に参加しました。
我々議員はどうしても議案書、契約書一枚を見て、机上論で物事を見て、考えてしまいがちです。
その意味において今日は、直接事業者の方々から災害対策への備えや連携の必要性、入札制度への考え、想い、ご意見を生でうかがうことができ、有意義でした。
これを機会に、あらためて現行の市の入札制度についても血の通ったモノにしなければならないと感じた次第であり、引き続き会派として尽力していきたいと思います。
成田市議会議員
雨宮しんご