成田空港に関する四者協議会と特区認定!医学部新設へ!
昨日の話ですが、成田市にとって大きな二点の動きがありました。
まずは成田空港に関する四者協議会の開催です。国が新たな
機能強化策を示してから第二回目となりますが、提案内容に
具体性が帯びてきました。
まずB滑走路の延伸については北側を想定するということ。
そして、三本目滑走路については、B滑走路の南東側に3500m級の
滑走路を整備することが優位とされる。
というものです。
今回こうして具体的な内容が示されたことで、今後はこれに伴う
環境対策などについての検討が進められていきますので、夜間
飛行制限の緩和を含めスピード感をもって議論を前進させてほしい
と思います。
二点目は、「事実上」などと確定的な表現を避けてきた医学部誘致が
正式に東京圏の区域計画に盛り込まれました。
これで晴れて、成田市に医学部新設が正式に認められたことになります。
35年以上認められてこなかった医学部が正式に認められることは
医師不足の解消の観点からも歓迎される一方で、誘致事業として
成田市が負担したいとする額は最大で130億円に及ぶ予定です。
議会としては特別委員会を設置することで対応していますが、
引き続き、慎重に審査をしてまいりたいと考えています。
これら「成田空港の機能強化」そして、「医学部新設」については、
成田市の将来に大きく影響、そして多額の予算を投じることになりうる
事業であることから次の一般質問でも取り上げます。
是非、注目いただければと存じます。
成田市議会議員
雨宮しんご