ノンストップゲート化は3/30からスタート!?
今年度中に実施される見込みとなっているノンストップゲート化は、
30日から実施される見込みとのことです。
ノンストップゲート化については、葉県が主体となっているグレード・アップ
「ナリタ」活用戦略会議での提言を踏まえ、検討が行われてきた経緯が
あります。
成田空港の検問は世界的にも稀有な例となっており、空港利用者全てに
パスポートや運転免許証といった身分証明書の提出が求められ、
子どもさえも、極力の提示が求められているなど精神的ストレスが大きく、
「近くて遠い空港」、「要塞」と揶揄されてきました。
今回のことで、非日常的な検問という行為をなくすことができれば、
空港利用者の精神的ストレスが緩和されることになります。
そうなると・・・
『テロ行為が取りざたされる中、警備が脆弱になるのではないか?』
という心配が出てきそうですが、
従来はセキュリティガードを実施していましたが、
今後は最新鋭の映像記録顔識別システムカメラを活用したり、
通過するだけで危険物を探知できる装置が導入されるほか、
県警によるとこれまで以上の監視体制を配備することになり、
監視カメラの追加導入や空港周辺のパトカーの追加配備といった
新たな体制が講じられ、むしろ強化されるカタチになります。
つまり、警備力や監視力は向上し、利用者には、精神的ストレスの緩和が
期待できるという、まさにWin-Winに!
千葉県はこの事業の実施のために4億円を当初予算に計上しています。
気軽に訪れることができる空港、選ばれる空港となるよう、今後も
議員として大所高所から空港政策について論陣を張ってまいる所存です。
成田市議会議員
雨宮しんご