活動日誌

予算特別委員会の審査スタート。成田市で運転免許証返納で1万円!子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨を再開へ!

成田市議会の話

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

成田市議会では今日から予算特別委員会が開催されています。

 

本来であれば議長は各委員会にもオブザーバーとして出席するのですが、コロナ対策議会として人数制限を行っていることから、今定例会においては議長室で生中継を観ています。

(予算資料を見ながらのランチタイム。)

 

今日は一般会計予算の歳入と歳出の総務費、民生費、衛生費について積極的な議論、審査が行われました。

 

様々な質問がありましたが、新規事業として「運転免許証返納者支援事業」では、近年、高齢ドライバーの運転誤操作による痛ましい事故が全国的に多発していることなどを鑑み、運転免許証を自主返納された70歳以上の方に対して1万円分の交通系ICカードを交付する事業について説明がありました。

 

高齢ドライバーによる事故が社会問題化している一方で、生活が不便になるなどの不安から、運転免許証の返納を躊躇する方も少なくありません。

 

今までのように買い物や病院に気軽に出かけ難くなりますし、お米などの重い物を購入して持ち運ぶ際などは、やはり車がないと困難だったりします。

 

また、移動する場合は家族が車を出さなくてはならない可能性もあり、同居家族に負担をかけることにもなります。

 

その意味では、当該事業だけで高齢者の免許返納という目的が解決されるのことはなく、きっかけに過ぎないことから、同時にオンデマンド交通(乗合タクシー)やコミュニティバスなど公共交通をより改善していくなど引き続き、あらゆる側面から交通弱者の方々に寄り添った街づくりとなるよう働きかけていきたいと思います。

 

また、「予防接種事業」としてHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について積極的勧奨を再開するとの報告がありました。

 

子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2800人が死亡しており、患者数・死亡者数とも近年漸増傾向にあります。特に、他の年齢層に比較して50歳未満の若い世代での罹患の増加が問題となっています。

 

世代的にも子宮頸がん予防ワクチンについては関心が高く、昨年、関東若手市議会議員の会の会長時には、研修会の題材にして議論を深めてきた経緯があります。

「正しいワクチン接種によって救われる命があることを知ってほしい。」子宮頸がん予防への正しい理解を。

 

定期接種の対象者は小学6年生から高校1年生相当年齢の女の子で、成田市においても令和4年度に向け、対象者にご案内と予診票を送付するよう準備しているとのことです。

 

また、積極的な勧奨が差し控えられていた間に定期接種の対象だった平成9年度生まれから平成17年度生まれまでの女の子については1%にも満たない接種率だったことから、接種を逃した方々へのキャッチアップ接種についても国の方針により対応するようです。

 

ワクチン接種で防ぐことができる「がん」であることから、対象の方はご検討いただきたいと思います。

 

さぁ、明日は農林水産業費の審査が始まります。

委員の皆さん、朝から遅くまでの審査お疲れ様でした。

 

それではまた明日。

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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