議員定数の発議案に賛成も否決されました。
今日は議会最終日でした。
連日取り上げてきた発議案、議員定数を30名から28名に
しようという条例改正案が会派メンバー等議員から発議
されたため賛成しましたが、賛成少数で否決されました。
情けないです。
市職員にあっても減らしながら、適正化を
はかっているのにもかかわらず、
議会は、自らを糾すことはできませんでした。
私は、一番無駄なのは市に対して提案を
できていない議員だろうと思っています。
今日は質疑にも、賛成討論にも立ちましたが、
質疑の内容が会派代表者会議や議会改革特別委員会、
議会運営委員会といった前段での協議の場で平行線を
辿った、条例案提出に至るまでの手続き論ばかり。
議員定数の発議案、そのものの中身について
議論される機会はほとんどありませんでした。
せっかくの機会だっただけに、
率直に残念だと申し上げました。
しかし一方で、中身は別にしても一貫して筋が
通っている方もいました。
そうした方々とは、立論が異なっているので100%合意には
至らないまでも、それぞれの立場からの意見をぶつけることで、
ゆっくり時間をかけて議論を深めていけたらいいのにな。
特別委員会を設置してそこでゆっくり議論を交わせば、
そうすれば歩み寄れるところもあったんじゃないかな。
と思いました。
ですが、政治は結果責任ですから、採決の結果は
結果として、これが今の成田市議会の総意になったことは
受け止めなければなりません。
ただ、「発言」という議論の舞台には立たずして、
息をひそめてやり過ごしながら、そのくせ他者の発言や答弁に
嘲笑していた連中には呆れてしまいます。
鋭い質問には、普段慣れない答弁に窮することはあるし、
質問者であっても血が上ってくれば、頭の中が真っ白に
なって、すべき質問を忘れることもあります。
立場が違っていても、同じ30人の議員、
最低限そこはわきまえるべきだ!
あくまでも自戒を込めて。
明日からまた、頑張ってまいります。
成田市議会議員
雨宮しんご