文書通信交通費は領収書前提の実費払いにすべき。成田市議会では政務活動費の使途を1円から公開しています。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日は本年度第二回議員団研修会が開催され、「政務活動費の実務」という演題で、元全国県議会議長会事務局事務局次長の内田一夫氏より講演をいただきました。
(今の感染状況を踏まえ、対面での開催となりました。)
世間では国会議員に毎月100万円支給されている文書通信交通費が目下の話題ですね。
橋下徹氏、1日だけで満額100万円支給に関し「立憲民主も国民民主もれいわも共産も起きてまっか?」/ネット「議員特権、おかしすぎる」「そもそも文書通信交通費などいらんだろ!」「結局議員が守るのは国民でなく自分らの金」「対象議員は30日分を返還するべきだ!」https://t.co/qblDFMlSS0
— トータルニュースワールド (@TotalWorld1) November 15, 2021
これについては私がどうこう言える立場にありませんが、名称通り使途の目的が定められている以上、やはり最低限は使い道を明らかにすべきだと思います。
日割りにするかについても議論は必要ですが、基本的には領収書前提の実費払いにすべきだと思います。
地方議員には文書通信交通費は勿論ありません。
ですが、議員報酬のほかに「政務活動費」は設けられていて、成田市議会では議員一人当たり年間72万円が会派に支給されています。
市民への透明性の担保、第二の報酬と揶揄されることもあることなどを考慮し、成田市議会ではHPに1円から領収書をすべて公表しています。
ガソリンや携帯電話料金、写真や自分の名前を入れた広報などに支出する場合は、成田市議会独自で按分率を設けて運用するようにしています。
今日の研修においていくつかの判例も紹介いただいたのですが、今の成田市議会の取り組み状況は、厳格な運用になっていると確認することができました。
しかしながら、市民の皆さまにはなかなか一般的ではない性質であることから、今後も市民の方々にご理解をいただけるよう、情報公開と使途基準の明確化について調査研究を続けていくことで、その透明性を高めていきたいと思います。
その後は、12月定例会議で上程予定の議案の説明会、そして議会運営委員会に参加し、執行部との打ち合わせと続きました。
成田市議会12月定例会議は明後日(金曜日)開会されることから、しっかりと準備を進めてまいります。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む