新規感染者数の減少傾向はワクチン接種、人流抑制、リスク回避行動だけによるものなのか。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
先日Twitterにもつぶやいたのですが、新型コロナウイルスのデルタ株があれだけ猛威を振るっていたのに、ここにきて新規感染者数が一気に減少している理由ってなんなんでしょうか。
千葉県の新規感染者数が93人、先週が338人なので大幅減少です。確かにワクチン接種の進展もありますがここまでの明らかな減少理由は不明です。ですが、素人目に見ても4カ月周期で波は来ているので、次に来る第6波は11月~1月とみてよさそうです。今のうちに医療体制などを一気に整えて備えなければ。
— 成田市議会議員 雨宮しんご (@shingo_amamiya) September 21, 2021
この減少ペースには、ある種の違和感を覚えているのは私だけではないと思います。
もちろん、なんにせよ新規感染者数が減っていくことは望ましいことですが、あまりにも一気に減りすぎているような気がしています。
千葉県ではたった1週間で1/3になったり、東京都では1000人規模で減少していったのですが、減少の理由について専門家のコメントをいくつか見てみると・・・
●ワクチンの接種が進んだから
●緊急事態宣言により人流が抑制されたから
●多くの方が飲食などといったリスクに繋がる行動を回避したから
といった概ね3つの視点で語られていました。
ですが、それだけで説明ができるでしょうか。
(千葉県の感染者数)
まずワクチン接種についてですが、確かにワクチン接種は医療従事者の皆さんの尽力により進捗していますが、減少する前後のタイミングで一気に接種が進められてきたわけではありません。
二点目の緊急事態宣言の効果についても、自粛疲れなどにより「人流抑制されていない」という報道をしばしば目にしてきたので、こちらの効果についても「ない」とは言いませんが、それを今回の減少理由にするのには、ちょっと無理があるような気がします。
そして、多く方がリスクを回避した行動を取っているという点についても、国民のほとんどは1年以上前から日々にマスク生活を送っていますし、手指消毒や店舗消毒などを継続しているので、今回の5波を減少させた理由とするのには、やはり違和感があります。
政府ができる対策は講じられてきたと思いますし、その成果も大きいと思いますが、今回の第5波であるデルタ株の猛威が落ち着いた背景には、「時間の経過とともに感染力が弱まるなどといった特徴を持っていたウイルスだったのではないか。」という仮説が成り立たないかと考えてしまいます。
まぁ、そんなに安直なものではないですね(笑)
今後の専門家の研究結果を待ちたいと思います。
いずれにしても、新型コロナウイルスは4カ月周期で大なり小なり波が発生しているので、次に来る第6波は11月~1月とみてよさそうです。
菅総理はこの間のコロナ対策での反省として、医療体制の充実を挙げられていました。
上記の対策を講じようとも次の波が来るものと考えて、医療体制の充実や支援体制の強化など、各機関との連携体制を強化して取り組むよう議会に限らず声を上げていきたいと思います。
そんな今日は、令和2年度成田市決算特別委員会の審査3日目でした。
水道事業会計をはじめ特別会計の議案審査が行われ、総括質疑、討論、採決が行われ、委員会審査が終了しました。
(委員の皆さん、3日間お疲れさまでした。)
以上で今議会に付託された議案審査は終わり、本会議を残すのみとなりました。
最終日は、議案の採決をはじめ意見書の提出なども想定されていることから、しっかりと準備を進めていきたいと思います。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む