国家戦略特区の指定について全員協議会
先日の国家戦略特区の指定を受け、本日成田市議会では全員協議会が開催され、執行部より正式に国から特区の指定を受けたことなどについて報告を受けました。
昨年の9月にエアポート都市構想、医学部新設の緩和といった大きく二本柱で臨んだ特区申請については、まだすべてが採用されたわけではなく、今後、特区ごとに設置される国家戦略特別区域会議において、国との協議が行われ事業計画がまとめられることになります。
国が東京地域の特区に求めている事業内容に、成田市の提案すべてが合致しているとは決して言えませんが、今後の協議において成田が提案したすべての事業を実現できるよう、取り組んでほしいと思います。
さて、特区の指定を受けて、成田市では市長を本部長とする国家戦略推進本部を立ち上げることになりました。また、企画政策部内に設置されていた大学誘致推進室を廃止し、そのまま国家戦略特区推進室を設置し今後の問題に取り組んでいくということです。
議会では当面、特別委員会を設置するのではなく、全員が参加できる場所を設けて、今後の動きに備えることになりました。
夏までを目途に国との協議が行われる予定となっているなど、様々な動きが想定されることから、議会としても機動的に対応していければと考えています。
成田市議会議員
雨宮しんご