成田市の迎春対策(分散・カメラ・COCOA・混雑情報)だけでは心許ない。更なる一手を商工会議所、観光協会とも連携して働きかけていきます。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日は議会運営委員会、そして、総務常任委員会が開催されました。
議会運営委員会においては協議会を含めた委員会の公開について協議を行い、総務常任委員会では補正予算関連議案を含む付託案件について審査が行われました。
それでは今日のタイトルに入ります。
夕方からは久しぶりに市内事業者の方々との意見交換の席に恵まれ、先の一般質問においても取り上げた、迎春対策に力を入れてほしいと、改めて強く要望された次第です。
成田市においても、今日の総務委員会において1000万円の補正予算を組んで迎春対策を講じる予定ですが、その内容は過去のブログでもお伝えした通り、参道へのサーマルカメラの設置や、厚労省アプリ「COCOA」の推進など、正直、心もとないと言わざる得ない小粒な対策に留まっています。
私が一般質問で提案した、『事業者へのPCR、抗原、抗体検査補助制度の創設』については、同志でもある渡辺美知太郎那須塩原市長が早速実現し、観光客に安心して足を運んでもらう体制づくりを行っています。
他にも、一定の感染防止対策を講じることなどを守っていただくことで、まちとして統一感のある基準で安心を提供することができる、『市独自の認証制度の創設』についても、お隣り印西市において実施が決まったと同志から聞きました。
仲間たちの自治体ではこうした対策がどんどん進む一方で、成田市はどうしてこんなにも、危機感、スピード感共に欠けているのかと残念でなりません。
今日も個店の方からは、
「やらない理由じゃなくて、やれる方法を考えて実行してくれ!」
「お前らは黙ってて、飯が食えるかもしれないが、我々は違う。お客様に来ていただいて、初めて商売が成り立つんだ。」
と語気を荒立てられる場面も。
もうすぐ新型コロナウイルス感染症の感染拡大から1年が経過しようとしています。
飲食店をはじめとする市内観光産業はギリギリの状態が続いており、まさに切実な訴えでした。
だからこそ、これで迎春さえもとなれば、経済的な損失はもとより精神的ダメージも大きいと思うのです。
全国ネットも入るなど、お正月に日本各地から参拝客が訪れる成田山新勝寺の迎春を目前にして、成田市の対策が分散参詣の依頼、サーマルカメラ、COCOAの推進、混雑状況のネット配信だけでは、あまりにも恥ずかしいです。
上記の施策とはいかなくても、何とか次の一手、更なる一手を講じることで、地域経済を精神的にも下支えすることができないか、商工会議所や観光協会などとも連携し、行政に働きかけていきたいと思います。
(2017年元旦)
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む