成田市教育委員会も 事なかれ主義?隠蔽体質?
質問通告した内容は下記の通り1点。
教育委員会について
市内における体罰の状況について
体罰・懲戒における判断と教職員の研修・指導について
教育委員会の体質について
実は昨年末に、市内中学校において外部指導者の行き過ぎた指導が発覚したということで、今年初めに当該外部指導者を辞めさせていたという事態がありました。
教職員ではないからということで当初の答弁には織り込まれなかったようですが、外部指導員だろうが児童生徒に指導するという意味では同じ立場であり、私が第二質問以降の打ち合わせで尋ねるまで明らかにしないというのではなく、本来教育委員会から報告があってしかるべきだったのではないかと認識しています。
さて、この「行き過ぎた指導」が「体罰」に当たるのかどうかの判断について、当然、教育委員会が第三者的な立場から調査・判断がなされていたのかと思っていましたが、学校の報告を鵜呑みにしていたということで、これには質疑していて愕然としました。
大津のいじめ事件、大阪市の桜宮高校体罰事件はいずれも学校サイドと教育委員会が結託して隠蔽工作を行ったことが一番の問題でした。
私が市教育委員会に指摘を続けている教育委員会の制度疲労と現行制度内での改善、そして隠蔽体質の問題。
腑に落ちないのは、しっかりした第三者的な調査を加えることなく、問題が明るみに出る前に外部指導員を辞めさせたという動きです。
これではトカゲのしっぽ切りのような気がしてしまいます。
質問時間が足りずに最後まで詰められなかったのですが、教育長は今日「事例研究をしてそれを反面教師に教職員達の意識向上に努める」という趣旨の答弁をしていることから、外部指導員を辞めさせたからおしまい。では、到底納得がいくものではありません。
なぜ、そうした問題が発生したのか。今後どのような対策を講じるべきなのか。
「行き過ぎた指導」とは「体罰」ではなかったのか。
という事実確認を含め、教育委員会という権能においてできる対応を引き続き求めたいと思っています。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む