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雨宮しんごの活動日記

議会でSNS!?議会改革やってますアピールみたいなことに付き合うつもりはありません。

成田市議会の話

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

今日は広報公聴委員会の分科会、その後に委員会が開催されました。

現在成田市議会で議会の広報について取り組んでいることは・・・

・傍聴(原則どの会議・委員会も傍聴することができます。)

・議会だより

・インターネット配信(委員会、本会議)

・議事録

 

現時点ではこのぐらいです。

これに追加して、今後さらなる議会広報活動ができないか検討することになりました。

 

たとえば、TwitterやFacebook、LINEといったSNSの活用もその一つで、既に、他の自治体議会でもSNSを導入して広報していることがその背景にあるようです。

 

結論から申し上げると、私はこの取り組みには積極的ではありません。

 

「自分だってやってるじゃないか!?」と思われるかもしれませんが、わたしは、「議会」という合議体としてやる必要性を今のところ感じていません。

 

もちろん、SNSは速達性を実現するツールでありその機能を否定するつもりはありませんが、それが議会機能とマッチするかというと、そうは思えないのです。

 

●無味無臭な情報の垂れ流しになる可能性が高い。

情報発信担当者が議会事務局になることを思えば、

「今日の議会は●●議案が上程されるから荒れそうですよ!」

「今日の●●議案は、委員会で否決されています。反対派、賛成派、どちらが多数を占めるか!?さぁ、本会議が開幕です!!」

 

といった類の発信は当然できませんから、良くも悪くも無味無臭の会議日程の開催お知らせといった情報の垂れ流しになることは関の山です。

 

●そもそもニーズがない。

既に導入している40万都市の議会でもフォロワーが200件程度でした。

おそらく登録者の30名程度は当該自治体の議員、議会関係者が半数を占めていると思われ、もはや誰のための情報発信なのかわからなくなり、徒労に終始しているところも散見します。

公正中立を求められる市職員の運用では、新しいニーズを得ることが困難であると言えます。

 

●防犯上の懸念を払しょくできない。

そもそも、議会活動においては、SNSのメリットである速達性を意識しなければならないような機会は本当に少ないと思います。

 

強いて言うなら、委員会視察などでしょうか。「今、●●県の行政施設を視察しています。」といった具合。

 

ですが、これは同時にそのメンバーが成田市にいないことを示すことになり、家族その他、周囲に影響を及ぼす可能性を孕んでいます。

 

それを議会という合議体がSNS投稿を行い、そのメンバーである議員の周辺が仮に犯罪に巻き込まれてしまった場合、果たしてその責任を担うことができるのかと言えば、それは難しいでしょう。

 

 

個人的にSNSは、とても便利なツールとして活用しています。

ですから、SNSを否定するつもりはありませんが、議会としてやるべきことかといえば、上記の三点だけでも「不要」だと思います。

 

議会での審査状況を知ってほしければ、各議員個人やそれに思いのある市民ないし個人が積極的に広報活動をすればいいだけです。

 

視察に行っている状況を伝えて、「頑張ってます!」というアピールを「今」したいのであれば、やはりそれも個人的にやればいいだけです。

 

議会としては、既にホームページで議会日程はお伝えしており、視察後の報告書は公開しています。

 

余程のニーズがあるのであれば取り組むことは良いと思いますが、特にどこからも求められていないのに「なんとなく流行ってるし」で始めようとする動きには賛同できません。

 

ニーズを捉えていない情報発信は無駄でしかありません。

 

なんとなく、「議会改革をしている議会はかっこいいし、SNSを議会でやったら先進的じゃん!?」という空気感だけ進んでいこうとしているような雰囲気を感じてます。

 

個人的には、現時点においてメリットを感じておらずデメリットを払しょくできないと思っており、職員の皆さんにも議会の自己満足に終始するようなことに労力を費やしていただくことは不本意ですので、しっかりと発言に代えてまります。

 

他にもまだありますが、今日はこの辺で。

それでは、また明日!

成田市議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型 (さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学大学院 修士
  • 成田青年会議所・成田商工会議所青年部
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員