成田国際空港が第3滑走路整備に伴い第1・第2ターミナル連結計画を凍結。高速離脱誘導路の運用開始で機能強化へ着々!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
成田市役所は本日で年内の仕事納めとなりました。
さて、成田国際空港は2016年3月に策定した現在の中期経営計画では、発着時間値72回への拡大に対応する施設整備として、「2019年度末までに第 1 旅客ターミナルと第 2 旅客ターミナルを接続し、固定ゲートの整備を進める」構想を盛り込んでいました。
第1ターミナルと第2ターミナルを連結させ、ボーディングブリッジ付スポットを新設する計画としていたのですが、ですが、第3滑走路の建設、新ターミナルの建設計画に伴い今後の設計の自由度確保のためにターミナル連結計画を凍結するとの発表がありました。
新ターミナルの整備計画の詳細については、今後明らかになってくると思うので楽しみにしていますが、赤丸あたりに新しいターミナルをつくるんじゃないかなぁと勝手な予想をしてみたり。
そして、これでどうやって鉄道駅を配置するかなど今後も注目したいと思います。
また、成田国際空港は更なる機能強化後の施設レイアウトを定めるマスタープランの策定についても着手したということですので、今後、議会への報告などにより明らかになり次第、随時みなさんにもお伝えしていければと思いっています。
そしてもう一つ。
成田国際空港の1時間あたりの発着回数拡大に向けた高速離脱誘導路について、A滑走路の内側4本とB滑走路の1本の新誘導路が、このほど運用開始されたとのことです。
高速離脱誘導路の整備により、着陸機1機あたりの滑走路占有時間が短縮されることによって処理能力が上がるため、2020年夏季スケジュールから1時間あたりの最大発着値を現行の68回から72回へ引き上げることができるようになるということです。
成田国際空港の機能強化は、騒音対策とともに着実に進められています。
それではまた明日!