また落下物!?飛行コース直下における脚下げ禁止区域内の希望移転区域指定の検討を!
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
昨日に引き続き今日も一般質問、今日は4人が登壇しました。
今定例会議では、6人が成田空港の機能強化について取り上げていましたが、その矢先に以下のニュースが届きました。
航空機から氷塊落下か? 成田空港近くの民家の屋根破損
産経新聞2017年06月09日11時29分
成田空港に近い千葉県成田市西大須賀の民家に、航空機から氷塊が落下した可能性があることが分かった。民家は屋根瓦が割れたが、けが人はいなかった。国土交通省成田空港事務所が原因を調べている。
民家は空港から北に10キロ、B滑走路の延長線上にある。成田国際空港会社(NAA)によると、6日午後7時すぎ、物音に気付いた住人が外に出たところ、破損した屋根瓦が庭に落ちているのを発見したという。
7日に国交省とNAA、成田市の担当者が現場を確認したが、航空機の部品などは見つからなかった。国交省は、機体に付着した氷塊が落下した可能性があるとみて、詳しく調べている。
周辺地域では、成田空港で検討されている機能強化による発着回数の拡大で、落下物の増加を懸念する住民の声が出ている。5月30日には森田健作知事や夏目誠NAA社長が現場近くの地域を初めて視察に訪れ、抜本的な落下物対策の検討を求める住民の声を聞いたばかりだった。
空港機能強化は大きく三点あり、三本目の滑走路の設置、B滑走路の1000m延長、そして、夜間飛行制限の緩和になります。
このうち、夜間飛行制限の緩和については予算を投じることなくできる機能強化策ともいわれているようですが、他二点の施設整備よりも重い決断が必要であり、騒音地域にお住いの住民の方々のご理解なくして、前に進むものではありません。
カーフューの弾力的運用が実施されてからまだ期間が浅く、追い打ちをかけるように「新たな夜間飛行制限の緩和など到底容認できない」といった厳しい声の理由は大きく2点あります。
1点目は緩和により睡眠時間が削られるというもので、2点目が落下物の危険にさらされるというものです。
今回の落下物、「氷塊」が瓦屋根を破損するほどの威力だったことからも、仮に人に当たっていれば大惨事です。
飛行機が上空を飛ぶ以上、落下物の可能性を0にすることはできません。
その意味では、たとえば飛行コース直下における脚下げ禁止区域内についても希望移転区域に指定することのことについても検討すべきだと思います。
いずれにしても、まずは原因を究明することで再発防止に努めていただきたいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む