これからの空港に必要なのは地域と一体となった需要の創出と提案営業!
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日は、成田法人会主催の講演会「空港コンセッションの現状と課題」に参加させていただきました。
講師は経営共創基盤マネージャーで元国交省の轟木一博さん。
そもそもコンセッションって何か。というと、空港など料金徴収を伴う公共施設に、施設の所有権を公的機関に残した状態で、運営だけを特別目的会社として設立される民間事業者に任せる方式になります。
自治体などの公的機関のメリットは
・運営権の売却による既存債務を削減することが可能
・財政負担なく、事業運営が可能
・自らの関与を確保しつつ、民間事業者のノウハウの導入によるCSの向上
・マーケットリスクを民間事業に転嫁できる
民間事業者側のメリット
・創意工夫で料金収入を伴う公共施設の運営が可能
・運営権を担保とした資金調達が可能に
などがあげられます。
公的機関は、リスクや財政負担を軽減することができ、民間運営事業者は、創意工夫次第で利用者の数を増やすことによる収入増加や、公的事業を担うことによる信頼を勝ち得る。
といったwinーwinの関係を実現するという方式になります。
轟木さんは、関空伊丹の経営統合およびコンセッションを総括された経験から、当時の話しを踏まえながらわかりやすくお話をいただいたのですが、改めてこれからの空港経営は、航空営業が大切であるとのことでした。
地域と一体となった需要の創出とエアラインへの提案営業!!
普段、議員という視点でしか見ていない空港を、また違った空港経営という視点で見ることができる機会となりました。
空港機能強化に向けた議論が進展する成田国際空港、その需要があるからこそ機能強化に向けた議論ができることに感謝しつつ、一方で機能強化が及ぼす騒音など課題解消に向けて、引き続き積極的な協議が行われることを願ってやみません。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む