スウェーデンも引き締め。長引くほどに厳しい航空業界と、堅調な貿易の概況。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
こちらの図からご覧ください。
スウェーデンの感染者数が急増しています。
スウェーデンというと、新型コロナウイルス感染症の拡大にあっても、国民の移動規制などについてとても寛容な国という印象をお持ちの方も多いと思います。(私もその一人です。)
事実、これまで経済活動を優先してきた同国ですが、このところの冬前の感染急拡大を受けて、
●9人以上の集会を禁止
を発表しました。
ヨーロッパ諸国のロックダウン(都市封鎖)は避けていますが、これまでの寛容さからは一転して、厳しい行動規制に踏み切った印象です。
ロベーン首相は記者会見で、都市封鎖導入は不要だとの考えを改めて表明していますが、「要請」や「勧告」に従わない人が増えていることから、これまでよりも厳しい「禁止措置」を導入せざるを得ないと説明し、ジムや図書館通い、外食、パーティーなどを全て「中止」するよう国民に求めています。
●大韓航空とアシアナ航空が統合へ。
韓国最大手の大韓航空 2位のアシアナ航空と統合を決議 #nhk_news https://t.co/04G5uz4sah
— NHKニュース (@nhk_news) November 16, 2020
また、韓国航空最大手の大韓航空が、同国2位のアシアナ航空の買収が決まりました。
エアアジアジャパンが破産手続き申し立て-新型コロナで需要落ち込む https://t.co/OpEyGMcifb
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) November 17, 2020
続いて、エアアジアジャパンも破産申請と、コロナ禍が長引くほど航空業界は更なる苦境を強いられることとなり、吸収や合併はおのずと増えていくことになると思います。
一概に比較することはできませんが、日本で言うところのJALとANAが合併するようなイメージであり、対岸の火事とはならないと思います。
一方で、貿易は堅調です。
東京税関が発表した「成田空港10月貿易概況(速報)」によると、輸出額は前年同月比4.9%増の9439億1200万円、輸入額は1.7%減の1兆1713億1000万円となっています。
非鉄金属や医薬品、映像記録・再生機器などが増加していて、コロナ禍にあっても業態によっては強く伸びていることがわかります。
それでも成田国際空港には旅客者で賑わっているのが似合っています。
流石にこうした状況下にあっては憚られるのですが、感染拡大防止に努めつつ空港再開に向けた動きを加速させていってほしいと思います。
それではみなさん、良い週末をお過ごしください。