成田空港の9月速報値は昨対比92%減。PCRセンターの開設で出入国が進むか!?
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
コロナ禍の影響が直撃している成田空港は、依然として厳しい状況にあります。
(10月中旬の成田空港)
6月には国際線でビジネス旅客を対象に一部地域の出入国が緩和されたことや、国内線でLCC各社が運航再開や新規路線の就航を発表するなど若干の回復が見られたものの、先週開示された9月の速報値では31万3,603人(92%減)と回復の見通しは立っていません。
7月にはGoToトラベルも実施され航空需要の喚起が期待されましたが、感染者数が再び増加傾向に転じたことなどから、旅行を控える動きが広がり予約キャンセルが相次ぐなど、8月の夏季繁忙期の全国の国内線航空旅客数は、前年比65パーセント減と低調に推移し、10月以降も航空各社は、再び減便を余儀なくされています。
このような中にあっても、『第三滑走路などの空港機能強化の推進は継続する』と9月議会においても力強くコメントをいただきましたが、新型コロナウイルス感染症の収束時期が不透明なことから、その影響について、引き続き、注視していきたいと思います。
さて、そんな厳しい状況が続く空港業界ですが、成田空港でPCRセンターが11月2日に設置されました。
【成田空港 PCRセンター開設へ】https://t.co/EVUQRrviTJ
海外への渡航で求められる新型コロナウイルスの陰性証明書を検査受け付けから2時間で発行するPCRセンターを国内の空港で初めて成田空港が開設する。成田国際空港社長は「国際的な人の往来再開に向けて重要な施設になるものと考えている」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 22, 2020
成田国際空港と日本医科大学は、最短2時間で陰性証明書を受領できる「成田国際空港 PCRセンター」を11月2日に開設する。
受付から問診、検体採取、検査、証明書発行まで最短2時間で実施できる。環境が整う11月末までは、最短6時間かかる。急な出張ニーズにも対応する。各国入国時に要請される陰性証明書の大多数に対応している。
場所は、第1ターミナル中央ビル3階と第2ターミナル1階。営業時間は24時間であるものの、受付が午後5時から翌午前9時まで、証明書発行が午後9時から翌午前9時までは時間外料金となる。
検査と証明書の発行は、事前予約ありは39,800円、事前予約なしは46,500円、時間外は46,500円。需要動向に応じて引き下げを検討する。日本医科大学付属の医療機関で検査した場合には、検査証明書を無料で発行する。その他の医療機関で受診した場合、紹介状と検査結果の持参で検査証明書を5,500円(時間外9,000円)で発行する。
事前予約なしでも受け付けでき、最短2時間で陰性証明書を受け取ることができるとあって、急な出張などビジネスユースには心強い設備になるのではないでしょうか。
また、出国者だけではなく、自身の今の感染を確かめたい方も受付可能となるようなので、こうした環境整備と共に入国及び出国が適切に緩和されていくことを願っています。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む