コロナ禍であっても成田空港機能強化を推進!NAAが機能強化整備部を設置!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
先日の成田空港のフライト表がこちら。
軒並み赤字(キャンセル)となっていて、従前に戻るには当分の時間がかかるのだと改めて感じます。
報道によると、成田空港で行われた新型コロナウイルスの検査数が1日で1000件近くに上ったと報道されていました。
背景には政府による海外からの入国制限の緩和があるということで、今後もこの傾向は進むことから、第2波を防ぐための検疫所の態勢強化や診療体制の整備を進めていくことの必要性を感じます。
また、入国した人がウイルス検査の結果が出るまで待機する場所のうち、検疫所が確保している成田市のホテルは3か所あります。
ですが、入国制限が緩和されていくと今後、施設そのものが足りなくなる恐れも出てくるのではないでしょうか、対応が求められます。
さて、こうした中、成田国際空港株式会社のプレスリリースによると、成田空港の更なる機能強化に係る取り組みを迅速かつ着実に推進することを目的に7月1日付で組織に置いて以下の改編を行うとしています。
1.機能強化整備部の設置
成田空港の更なる機能強化に向けた業務推進体制の一層の強化を図るため、本年2月に整備部内に設置した「機能強化整備室」を「機能強化整備部」に改組いたします。整備部門に所属する部として、配下に「企画調整グループ」、「土木・舗装グループ」及び「施設グループ」の3つのグループを新たに設置いたします。2.代替地整備推進室の設置
成田空港の更なる機能強化に係る用地取得を進めるにあたり、代替地の取得及び造成等を迅速かつ着実に行うため、用地部に「代替地整備推進室」を設置いたします。
6月定例会議の空港対策特別委員会においてもNAAに確認したのですが、今はコロナ禍で閑散としていますが、予定通り今後の航空需要を鑑み空港の機能強化を進めていくと、力強い答弁がありました。
今回の組織改編はまさに機能強化を推進していくという決意の表れであり、大変な状況の中にも果敢に取り組む姿勢を評価したいと思います。
なんとしてもこの窮状を乗り越え、従前以上の賑わいを一日も早く取り戻せることを願って止みません。
引き続き、アンテナを高くも持って情報を収集し、皆さんに共有していきたいと思います。
それではまた明日。