成田国際空港の夜間発着時間の延長がスタート。取得予定用地も95%から同意をいただき、さらなる機能強化へ前進!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
先日のブログにも書きましたが、いよいよ昨日から成田国際空港の夜間発着時間の延長が開始されました。
成田空港 きょう夜間発着時間延長 1978年開港以来初
【成田空港機能強化】 2019年10月27日 05:00 | 千葉日報
成田空港できょう27日夜、発着時間が午後11時までから午前0時までへと1時間延長される。1978年の開港以来初めてとなる延長で、昨年3月の千葉県、成田市など空港周辺の9市町、国土交通省、NAAの4者協議会での合意に基づき、A滑走路で先行して実施される。同日から実施される冬ダイヤでの11時以降の週間発着回数は旅客便16回、貨物便14回。成田国際空港会社(NAA)では昨年10月からA滑走路側での内窓設置工事を進めているが、10月下旬現在で成田、芝山、横芝光、山武の4市町874件に対し申請は177件にとどまるなど課題も残る。
◆終電午前0時以降に
NAAによると、冬ダイヤで11時以降に出発する旅客便は、いずれも夏ダイヤからの時間変更で、エミレーツ航空のドバイ線(11時発)、ターキッシュエアラインのイスタンブール線(同)、ジェットスター・ジャパンの台北線(11時10分発)。到着便では春秋航空日本の寧波線(10時55分着)が最終となる見込み。
貨物便はカーゴルックスイタリアの香港線(10時30分発)が新規就航するほかは時間変更で、11時以降は日本貨物航空のシンガポール線(11時発)とアムステルダム線(11時30分発)、全日空の上海線(同)となっている。
鉄道各社は午前0時以降に空港を出発する終電の新設などを行い、増加する深夜時間帯の旅客の利便性向上を図る。
◆相次ぐ新規就航
冬ダイヤでは、新規就航も相次ぐ。全日空はチェンナイ線、ピーチは成田発着では初となる国際線として高雄線と台北線、春秋航空日本は上海線などを就航させる。
一方で冬ダイヤに向けた準備も着々と進み、ピーチと統合するバニラエアは26日の台北線の最終運航前となる25日、井上慎一社長自らがモップを持ち、社員とともにラストフライトに使用する機体「JA12VA」を清掃。さらにカウンターの表示の付け替え作業などに追われた。
◆変更許可申請に注目
B滑走路延伸とC滑走路新設を含む空港拡張予定地は約千ヘクタール。地権者からの同意書の取得状況は面積ベースで約95%に達しているほか、環境影響評価書の縦覧は28日に終了し、今後は航空法の変更許可手続きの時期が焦点。24日には県と成田空港周辺9市町の首長らで構成する「成田空港圏自治体連絡協議会」(会長・小泉一成成田市長)が国土交通省を訪れ、変更許可手続きの早期着手を求める要請を行っている。
NAAの田村明比古社長は24日の定例会見で「要請は空港のさらなる機能強化に対する期待の大きさであり、重く受け止める。総合的に判断して、次のステップを考えていきたい」と話している。
航空機騒音対策に有効とされる内窓設置工事は道半ばで、「成田空港騒音対策地域連絡協議会」(成尾政美会長)からも、内窓設置工事対象範囲を早急に第1種区域まで拡大するよう求める要望が出ている。田村社長は、夜間飛行制限変更の運用中にも「さまざまな意見や要望が出ると思う」としている。変更許可申請の時期とともに、さらなる環境対策も注目される。(以上)
今回のA滑走路の運用時間が1時間延長されることにより、22時以降に出発する便は旅客便48便/週、貨物便で39便/週となります。
また、到着便は旅客便で26便/週、貨物便で0便/週となるので、合計113便/週となります。
併せて空港内施設をはじめバスや電車などのアクセスも大幅に改善され、ますます便利になりますが、騒音地域住民の皆さんからは、不安視する声が寄せられています。
今後もC滑走路の整備やB滑走路の延伸など成田空港のさらなる機能強化が図られることから、同時に地域共生策に力を注ぎながら、地域と共に歩む空港づくりを推進していきたいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む