空港対策特別委員会行政視察二日目
空港対策特別委員会行政視察二日目の今日は旭川市役所にて、旭川空港を利用しての地域活性に向けた取り組みについて説明を伺ってきました。
実はこの旭川市は、私の祖母が旅館を経営していたこともあり、幼少期にはよく来ていたため思い出深い地の一つでもあります。(現在も1000億円規模の再開発事業進んでいるなど開発が進んでおり当時の面影はありませんでした。)
旭川市といえばメディアにも取り上げられている動物の行動展示施設「旭山動物公園」が有名であり、その他にも大雪山連峰などといった観光資源を有しており、年間観光客数は平成19年のピーク時には700万人を超え、その後も毎年600万人程度が訪れており、道内では札幌、小樽に次いで第三位の観光都市となっています。
同市では、こうした資源を有効に活用するため旭川空港を積極的に活用して外国からのチャーター便を誘致して実績を上げており、特に中国、台湾、韓国などアジア圏を中心とした路線が就航しています。
(台湾とのチャーター便 平成22年190便、平成23年126便)
スカイマークだけではなく、エアアジア・ジャパンやジェットスター・ジャパンなどLCCの台頭にともない旅行が「安い・近い・短い」となってきたことは旭川空港を有する同市もチャンスと捉えており、昨年こそ東日本大震災の影響を受けたものの今後も精力的にアジア各国への観光報発信とPR活動に取り組んでいくということでした。
翻って、旭山動物園の観光客数は平成19年の年間300万人をピークに現在は180万人まで落ち込んでいる状況であり、リピート客の確保に苦慮しているということでした。
そこで同市としては一市のみで完結するのではなく、富良野、美瑛など観光資源を有する近隣市町村へと観光内容を広域化、多様化するなど近隣自治体と一丸になって観光に取り組むことで、WIN-WINの関係を構築していけるよう自治体間との調整に努めているということでした。
またそうした一方で課題となっている日帰り観光者を足止めさせる策として、1000億円規模の駅前再開発事業(2016年まで)を有効に活用、旭川動物公園の次を担う新しいスポット、新たなシンボルとなる施設整備をすることで集客力を高め、旭川に観光に来て宿泊してもらえる観光地として脱日帰り観光、脱通過型観光を目指すということでした。
さらに最近成田市でも成果がではじめたフィルムコミッション事業にも同市は積極的に取り組んでおり、現在韓国ドラマ「愛の雨」のロケ地として協力しつつ、観光への起爆剤として期待しているとのことでした。(同ドラマの主演は、チャングンソクとのこと。)
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む