総務常任委員会二日目。千歳市防災学習交流センター「そなえーる」を視察
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
総務常任委員会視察二日目の今日は、2010年にオープンした千歳市防災学習交流センター「そなえーる」を視察しました。
いわゆる地震と火災の防災体験館であり、地震体験コーナーでは、東日本大震災や熊本地震など実際に起こった大地震の揺れを体験することができます。
また、天ぷら油やコンセント火災現象を見ることができるほか、ガラス張りで、充満する煙の様子を見ながら煙の特性を学ぶことができる煙避難体験コーナーもありました。
さらに、ホテルやマンションに設置されている救助袋といった避難器具の取り扱いや、避難方法も体験できるなどなかなか普段の防災訓練では体験することができない充実した施設でした。
開設からすでに30万人が利用しているなど、防災学習、及び訓練を実施するにあたっては充実した施設だと思います。
ただ当該施設は、千歳市街地を取り囲む自衛隊駐屯地、基地が位置するため戦車が頻繁に通行することによる、地域共生策の一環として建設費21億円のうち75%が国庫補助という施設であり、成田市に同様の施設を整備することは難しいと思います。
市民や市内小中学生に対し、防災対策、防災教育を啓発、災害から自分の身を守るための自助や共助、公助などについて災害模擬体験などを通じて意識付けを図ることは大変有効だと思います。
同様の施設として「そなエリア東京」もありますので、今後もこうした体験型施設を有効に活用しながら防災訓練・防災教育を図ることでより一層の啓発を図っていただけるよう提案していきたいと思います。
それではまた明日!