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雨宮しんごの活動日記

一宮市「コミュニティースクール事業」

視察

二日目の今日は一宮市にてコミュニティースクール事業について

積極的に取り組んでいる同市を視察させていただきました。

 

コミュニティースクールは、保護者や地域住民が直接、学校の運営に

参画できるというもので、2011年に制度化されています。

 

この「参画」がポイントで、かなり大きな権限を持つことになります。

 

それが『先生の人事』であり、実際の人事権を持っているわけでは

ありませんが、

 

〇どんな先生が欲しいのか。いらない(異動してほしい)のか。

 

〇この先生には残ってほしい。

 

といった口出しをすることができるようになります。

 

既存組織であるPTAですと、要望・・・とか、言いっぱなし・・・

 

となりがちですが、コミュニティ・スクールに設置される学校運営協議会

(教員と保護者らの代表者で構成)の意見として、人事権をもっている

都道府県教委に正式に伝えることができます。

 

そして、それを受けた都道府県教委は、合理的な理由がない限り、

その意見を尊重しなければならない。

 

と、法律で定められています。

 

それだけではなく、学校運営協議会はその学校の教育課程や予算など

の承認権も有するため、校内において絶大な権限を持ちます。

 

今回の視察先においては、これだけの権限をどのように地域が

活用して学校運営に参画しているのかを楽しみにしていました。

 

———-

 

結論からいうと、コミュニティースクールの趣旨である、地域や

保護者による学校の監視機能としては十分に働いておらず、

 

やはり、PTAのような学校の応援団的な位置づけで活動している

という印象を私は受けました。

 

調べてみると、全国的にもコミュニティースクールがそうした権限や

効果を十分に発揮できているかというと、そうとは限らないのが

現状のようだったので、想定はしていましたが、今後制度の運営が定着

することでより活用されるようになるかもしれません。

 

一方で、学校運営協議会を立ち上げたことで、教頭の事務量は増加

したものの、保護者や地域住民がより積極的に学校にかかわってくれる

ようになったり、学校が活発化するという効果が得られているとのこと。

 

では、成田市において当該制度の導入が必要か?

 

というと、現段階においては導入の必要性を感じませんでした。

 

コミュニティースクールの導入は、地域と学校をつなぐ神器かと

思っていましたが、詰まるところは「人と人のつながり」であり、こうして

制度化しなくても、学校の努力によってPTA、保護者、おやじの会、

地域と密に連携することは可能だと思います。

 

とはいえ、コミュニティースクールは、使い方によっては、まさに

自分たちの手で学校を変えられる可能性を秘めた制度であることから、

引き続き先進自治体の取り組みにアンテナを張っていきたいと思います。

 

 

成田市議会議員

雨宮しんご

 

 

成田市議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型 (さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学大学院 修士
  • 成田青年会議所・成田商工会議所青年部
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員