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雨宮しんごの活動日記

建設水道常任委員会の視察「水道事業・サイクルシティ構想・地域公共交通網形成計画」に行ってきました。

視察

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

わたしが所属する建設水道常任委員会の行政視察が10/29~10/31の日程で行われ、参加してきました。

 

行程は広島県、愛媛県、岡山県となり、バス・飛行機・電車・徒歩と様々な移動手段で大忙しでしたが、その分、充実した視察となりました。

 

さて、私のブログでは簡単な視察概要を取り上げます。

公式の報告書については別途、委員会でメンバーの皆さんと取りまとめを後日行い、議会ホームページにアップされることになりますので、そちらをチェックいただければと思います。

 

●10/29 広島市 株式会社水みらい広島

広島市では水道事業における公民連携、水みらい広島の取り組みについて視察しました。

 

 

広島県では、経営環境の悪化が見込まれる県営水道事業の持続的経営と将来の事業展開について検討を重ねた結果、平成23年度から民間が主体となる官民共同企業体の設立し、指定管理者制度の導入を行っています。

 

出資割合は、県が35%、公募で選定した水ing㈱が65%となっていて、公の関与を担保しながら(拒否権など)民間の自由度を生かせる㈱水みらい広島が設立されました。

 

「水」という住民の大切なインフラに指定管理者制度を導入した背景には、大きく、水需要減少による収入の減施設の老朽化による更新需要増加への対応、そして何よりも、技術職員の大量退職が課題だったということです。

 

水みらい広島に委託することよって、

・民間事業者ならではの業務の効率化でき

・水みらい広島に県職員を派遣し、技術移転を図ることができ、

・水みらい広島が複数の市町から水道施設の管理等を受託したことでスケールメリットを発揮でき、

・民間主導の経営体制による成長性が確保され、

・水みらい広島の独自採用による人材の確保も促進されている

 

ということでした。

成田市においても多くの施設において、老朽化や耐震性等の課題を抱えていることから、課題整理をするなかにおいて民間事業者の活用が必要かどうかについても検討していければと思います。

 

●10/30 今治市 サイクルシティ構想

二日目は今治市に移動し、サイクルシティ構想について視察しました。

サイクリスト(サイクリングに親しむ方)に、聖地とも呼ばれている瀬戸内しまなみ海道の取り組みについて担当課の方々からお話を伺いました。

 

 

当初、しまなみ海道は『道路』という位置付けでしかなく、観光資源として考える人は少なかったということです。

 

ですが、中村時広愛媛県知事が「愛媛マルゴト自転車道」構想を打ち出すと、しまなみ海道を有する今治市長、広島県知事も加わり、県境の垣根を越えた連携が加速していったということで、そこに世界的自転車メーカーであるジャイアントの強力な後押しも受けて、全長70kmのサイクリストの聖地「しまなみ海道」が世界へと発信されるようになったということです。

 

当日は車窓から「しまなみ海道」を拝見したのですが、確かに自転車に乗ってゆっくり回ったらきれいな景色を楽しめるなぁと感じた次第です。

 

しまなみ海道には、サイクリストへのおもてなしとして「しまなみサイクルオアシス」が各所に整備されています。

 

サイクリストが気軽に立ち寄って休憩したり、地域の人々との交流を楽しめる場所となっていて、企業や商店、ガソリンスタンド、宿泊施設などからの協力によって成り立っているということで、さらにオアシスでは、パンク修理道具、水道水の提供やトイレの借用もできるということで、まさに至れり尽くせりという印象を受けました。

 

また、宿泊される方の「荷物問題」(荷物を持ちながらの自転車は大変💦)についても、佐川急便が「しまなみ海道手ぶらサイクリング」というという当日配送を行っていて、朝お願いすると当日中にその日の宿まで荷物を配達してくれるサービスもあるようです。

 

近年の自転車人気により、成田市においても自転車を利用される方が増加傾向にあるという印象を持っています。

インバウンドを取り込むための施策として、気軽に観光地間を移動できるレンタサイクルは一考の余地があると思います。

 

今後、成田市においても自転車道路の整備が進められることから、レンタサイクルや観光地を回遊できる施策へと昇華できないか、引き続き、検討していきたいと思います。

 

●10/31 高梁市 地域公共交通網形成計画、地域公共交通再編実施計画

視察最終日は、天空の山城として親しまれている備中松山城のある高梁市で、地域公共交通網形成計画、地域公共交通再編実施計画について伺いました。

 

 

成田市においても今後2年間をかけて同計画を策定していくのですが、その目的となる成田市の持続可能な公共交通体系を維持・確保していくためには、地域別公共交通マップ(各公共交通の時刻表を一覧化できるようになっていて、目的地までの乗り継ぎがわかりやすくなっているマップ)の作成はもちろん、繰り返し住民からの声に耳を傾けることの必要性を強く感じました。

 

経常収支率の悪い路線におけるオンデマンド交通への転換や高齢者へのタクシー券の検討など、公共性、効率性、採算性などにおいて、交通不便地域の公共交通の在り方に解決策が見いだせていないことなど、高梁市と同じ課題を共通している点が多くありました。

 

その意味では、地域公共交通網形成計画を整備しても公共交通問題が解消されることはなく、策定してからも、継続的に地域のご意見に耳を傾け、改善を繰り返すことで紡ぎ上げていくことが大切になると感じました。

 

高梁市では、公共交通への利用促進への取り組みとして、バスから電車への乗り継ぎ時間や、運賃、利便性、高齢者への配慮がされていました。

成田市においても、同計画の策定段階から反映できるよう参考にしたいと思います。

 

また、公共交通を考えるにあたり、専門家だけではなく地域の声や市民の声もどんどん取り入れることの重要性と必要性を感じました。

 

そうした機会を設けることができないか、今後の提案に代えていきたいと思います。

それではまた明日。

成田市議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型 (さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学大学院 修士
  • 成田青年会議所・成田商工会議所青年部
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員