会派政友クラブ韓国視察 ~三日目~ 姉妹都市 仁川市中区を表敬訪問。政府間の緊張関係に翻弄されず、自治体間での友好は深めたい。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
会派政友クラブ韓国視察三日目の今日は、姉妹都市である仁川市中区を表敬訪問させていただきました。
今回の韓国視察については、正直なところ、あまり気が進みませんでした。(自分で視察地を韓国に設定しておいて何なんですが💦いろいろ諸事情があったんです♪)
率直な理由としては、「韓国政府」文在寅政権に対して不信感を抱いているからです。
徴用工問題だけでなく、元慰安婦のため設立した和解・癒し財団の一方的な解散、自衛隊の哨戒機に対するレーダー照射問題などなど、あまりにも一方的な主張が目立ちます。
また、こうした事案に対する日本政府の問いかけに韓国政府は一貫してゼロ回答であり、こうした姿勢にも辟易していました。
さらに今月に入ると、徴用工訴訟をめぐる韓国政府の対応への事実上の対抗措置とみられているようですが、韓国に対する輸出管理を日本が厳格化にしたために、韓国はこれに反発し、「不買運動」が「不売運動」にまで発展し、反日デモが韓国各地に広がっているとの報道を前日まで見てきました。
そのため、「わざわざ日韓関係が最悪なこの時期に、姉妹都市への表敬訪問なんてしなくてもいいだろう。」、「おいおい、そんなところに行って無事に帰ってこれるのか?」と心配する声もいただきました。
そうした状況ではありましたが、バスで区庁舎に到着すると、誰よりも早く仁川市中区のホン・インソン区長が笑顔でお出迎えをいただき、職員の皆さんも総出で歓迎をいただきました。
表敬訪問での意見交換では、ホン・インソン区長から
「日韓が緊張関係にある中にも、こうして足を運んできてくれた友情に感謝する。政府間は複雑かもしれないが、民間同士はこれからも友好関係を深めていくべきだと思うし、それがお互いにとっても素晴らしいことになると思っている。これからも未来志向で連携していきたい。」
といった主旨の言葉がありました。
我々もそのつもりで今回の表敬訪問に臨んでいたため、同じ想いであったことに胸をなでおろしました。
表敬訪問後は、一緒に昼食をとって歓談し、仁川市中区のチャイナタウンをご案内いただきました。
そして、帰国便にあせて仁川空港まで見送りいただけるなど最後まで手厚くおもてなしいただきました。
・・・これに限らず、韓国の地に降り立った時から感じていたことですが・・・
どうやらわたしは韓国人風の顔らしく、必ず初見ではお店でも、機内でも、どこででも韓国語で話しかけられたのですが、日本人だとわかると、片言ながらも日本語で接客してくれたり、道案内をしてくれました。
また、不買運動や不売運動の報道を日本で目にしてきましたが、私が行ったソウル市街や仁川中区では、コンビニなどでも普通に日本のビールや香辛料が売られていましたし、韓国の方も日本製のものを利用されていました。(一部にはそうした方々もいると思いますが・・・)
(仁川市中区のホン・インソン区長と一緒に)
最悪のタイミング・・・と思っていた今回の韓国視察&仁川中区の表敬訪問でしたが、真実を知るという意味では、報道と現実との乖離に気づかせられる最高の機会だったと言えるかもしれません。
改めて、素晴らしい機会とおもてなしをいただいた仁川中区のホン・インソン区長をはじめとする関係職員の皆さんに感謝申し上げたいと思います。
わたし自身これからも、「現場」に出向いて「現物」に直接触れ、「現実」をとらえる三現主義で、政治活動に励むことで真実を見定めていきたいと思います。
初めての韓国でしたが、帰りの飛行機はわずか2時間とあっという間でした。
(韓国発ー成田経由ハワイ行きで、後ろ髪惹かれる思いでしたが(笑))
沖縄よりも近いんですね!機会があったら今度はプライベートで家族と来れるといいなぁ。
明日から切り替えて政治活動に励みます。
それではまた明日!