活動日誌

被選挙権における住所要件の線引きはどこにあるのか。門戸はできるだけ開くべき。

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

地方議員の間では注目されていたスーパークレイジー君こと西本誠戸田市議会議員ですが、その後、居住実態がないとして当選の無効を求める異議申し立てがあり、戸田市選挙管理員会はこのほど被選挙権の要件となる3か月以上市内に住んでいた実態がないとして当選無効とする決定を出しました。

 
戸田市選挙管理委員会によると、不動産の賃貸契約や電気、ガス、水道の契約が本人の名義ではなく、提出されたレシートや領収書からも日常生活に必要な買い物をした形跡がみられない期間があったことを理由に「市内に確実に住んでいた客観的証拠があるとはいえない」という結論を出したようです。

 

個人的にはこの手の政治家には、可能性を含めて期待をしていただけに残念ではありますが、

(若手市議会議員の会の対象者であり、近々研修に参加予定と伺っていました。)

だからと言って、陰謀や社会的粛清といった側面は薄く、戸田市選挙管理委員会としてはかなり入念に調査をされて判断を下したという印象を受けました。

 

それにしても、私が対象となったことがないので考えもしませんでしたが、そもそも住所要件がどこまで求められるのか。という線引きは、総務省が明確な統一見解を出さないと地方自治体毎での判断は厳しいと思います。

 

ともあれ戸田市の結論通りとなると、前科者の政治参加はより一層難しくなります。

なり手不足が叫ばれる中、地方自治体議員として街に尽くす思いがあるのであれば、被選挙権の門戸はできるかぎり開いて欲しいと思います。

 

本件については引き続き、注目していきたいと思います。

それではまた明日。

 

< 前のページへ戻る

千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

月別アーカイブ

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

詳しい県政活動はこちら あましんレポート
トップぺ戻る