活動日誌

「年賀状を送れない。」時代遅れの公職選挙法が一周回って良法に見えてきた!【雑談】

新型コロナウイルス関連

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

これまでの人生で初めてといっても過言ではないほど、静かな年始を迎えています。

 

年末年始の年中行事の一つとして挙げられるのが「年賀状」ではないでしょうか。

この年賀状ですが、コロナ禍を受けて見直されてきているようです。

 

 

 

背景には、在宅勤務や人員削減などにより年賀状の作成を行う時間が取れなくなったこと、その他にも紙を大量に使う環境への負荷への配慮などが挙げられていますが、個人的には時代と共に「虚礼廃止」の動きになってきているのだと思います。

 

ちなみに、メディアの調査による「日本の伝統行事・年中行事で廃止してほしいのは?」の回答結果は以下の通りとなっています。

①お歳暮・お中元・お年賀・暑中お見舞い……29%

②ハロウィン……22%

③年賀状……16%

④バレンタイン・ホワイトデー……13%

⑤お年玉……4%

⑥成人式……4%

⑦クリスマス……1%

⑧七五三……0%

⑨節分……0%

⑩ひな祭り……0%

⑪その他……11%

 

このように、年賀状が上位にランクインしています。

 

もちろん、年賀状を送るという行為は「日本の文化」なので、どうするべきか、どうあるべきかを議論する必要はなく、送るべきと考える方は、引き続き送れば良いと思いますし、LINEやメールで十分と思われる方は、送る必要はないのだと思います。

 

ですから、年賀状については個人であれ、法人であれ、送ったから偉い、送らなかったから礼儀がないと判断する性質のものではないのだと思います。

 

っえ?わたしですか?

私は年賀状は文化ですから、バンバン送りたい派ですけど・・・

 

政治家が選挙区内にある者に年賀状や暑中見舞状などの時候のあいさつ(電報も含む)を出すのは、「答礼のための自筆によるもの」以外は禁止されています。

総務省HPより https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo08.html

 

 

選挙区内の方については、年賀状出してはいけないとされているので、いただいたものに対して手書きで書いて返信するのは認められている派です。(笑)

 

ちなみに、これ、なんのための法律かというと、お金をたくさん持っている政治家が年賀状をたくさん送ることができるので、不公平を招く恐れがあるっというモノなのですが、この時代にはメールやLINE、FacebookなどのSNSがあるので、もはや時代遅れの極みなんですよね。

 

そもそも、私の感覚では、年賀状が来たから「礼儀が分かっている良い奴だな!よし、投票してやろう!」と思っていただけるほど選挙は簡単ではないと思うのですが・・・

 

( あー、でもその人からの年賀状の宝くじでハワイ旅行とかが当たったら考えるかも(笑) )

 

もちろん、「あの政治家からは年賀状が届いたけど、お前からは来ていない。けしからん。」っというパターンはあるかもしれないので、こうして一律に出せないようになっている方がトラブルは減るかもしれません。

 

っということで、あまりにも時代遅れも甚だしい公職選挙法が、一周回って「良法」に見えてきたという、どーでも良いことを、ふと思ったりしたのでした。

 

それではまた明日。

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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